令和vs平成vs昭和アニソンランキングを観ました
今回は先日放送していた令和vs平成vs昭和アニソンランキングというテレビ番組を観ての感想です。
ランキングはそれぞれの年代でベスト20まで発表されてましまが、取り敢えずベスト10を書いておきます。
昭和
1位 タッチ 岩崎良美
6位 サザエさん 宇野ゆう子
8位 鉄腕アトム 上高田少年合唱団
10位 アンパンマンのマーチ ドリーミング
平成
2位 CHA-LA-HEAD-CHA-LA 影山ヒロノブ
3位 踊るポンポコリン B.B.クィーンズ
4位 世界が終わるまでは WANDS
5位 ムーライト伝説 DALI
6位 やさしさに包まれたなら 荒井由美
8位 めざせポケモンマスター 松本梨香
9位 そばかす ジュディアンドマリー
10位 君が好きだと叫びたい BAAD
令和
1位 アイドル YOASOBI
2位 紅蓮華 LISA
3位 炎 LISA
4位 ミックスナッツ official髭男dism
5位 残響散歌 Aimer
6位 KICK BACK 米津玄師
7位 美しい スピッツ
8位 新時代 Ado
9位 虹 菅田将暉
10位 愛にできることはまだあるか RADWIMPS
でした。
ランキングに関しては今までにもあったアニソンランキングでもランクインしているような曲ばかりなので、「まあそうだよね」という感じですが、こんな感じで年代別(世代別)でランキングを分けられると結構面白いと感じる事がありました。
今回はその辺のお話しをしたいと思います。
昭和は自己紹介ソング
昭和のランキングを見ると、まず歌のタイトルにアニメのタイトルそのものが入っているものが多く、タイトル見るだけで何のアニソンか分かるものが多いです。
またそれらのアニメのタイトルが入っているアニソンは歌詞自体もアニメの内容が分かるものが多いです。
ベスト10に入ってるものだと代表的なのは「宇宙戦艦ヤマト」。
さらば地球よ 旅立つ船は
宇宙の彼方イスカンダルへ
運命背負い 今 飛び立つ
必ずここへ 帰ってくると
手をふる人に 笑顔で答へ
これだけでどんなアニメか分かっちゃいますよね。
更にマジンガーZ
とばせ鉄拳!
今だだすんだブレストファイアー
自分の必殺技(武器)をネタばらししてます。
全部が全部ではないですが昭和の時代のアニソンは如何にも子供向けに作られている感じですね。
でもこれが子供にとっては分かりやすく誰もが歌える感じが良いですね。
しかも昭和のアニソンって歌詞こそ子供向けですが、リズムとか曲調が素晴らしいので、子供の時に聞いたものが大人になっても覚えているというのが多い気がします。
そのせいか個人的に今聴いてもカッコ良いと思う曲が多いですね。
令和はメジャーアーティストが多い
平成より先に令和についてお話しします。
令和のアニソンはもう殆どが有名アーティストの歌ばかりですね。
いわゆるアニソン歌手と呼ばれるような人もいますが、昭和と違ってそういうアニソン歌手の人達も売上ランキングなどでもベスト10に入るような人達なので、もうアニソン歌手というカテゴリーも必要ないくらいですね。
歌自体も最近の有名アーティストのアニソンも歌詞の内容がそのアニメのイメージを意識して作られたものが多いので、一昔前のような有名アーティストとタイアップしただけみたいなものは殆どないように感じます。
これはアニメ・アニソンの地位が上がったという事なのでしょうかね。
昭和と比べると面白いですね。
平成は昭和と令和の中間的?
そして戻って平成ですが、本当に昭和と平成の中間的な感じですね。
昭和からの流れを汲むような、そのアニメの為のアニソンもありながらも、メジャーアーティストが歌うアニソンも結構入っている感じです。
私は昭和生まれのおじさんですが私自身はメジャーアーティストが歌う「ただタイアップしただけ」みたいな歌もアニソンとして認めています。
ただ実際の歌の歌詞の中身をみると平成のランキングに入っているメジャーアーティストの歌はあまりアニメの内容をイメージさせる歌詞の歌は少ないように思います。
この辺は本当に昭和と令和の狭間という感じで、昭和から令和にかけてアニメ・アニソンの地位が上がっていく中での転換期のようなランキングだと思いました。
アニソンランキングというのをやると大体各世代のトップ3に入っているような歌がベスト10を占めるような感じだと思いますが、今回のように世代別で発表されると、それぞれの世代の特徴とかも分かって実に面白いランキングだと思いました。