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86-エイティシックス-を観ました


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86-エイティシックス-を観ました

今回はアニメの86を観たのでその感想になります。

86もネットの評判とあらすじを読んで惹かれたのでマイリストに入っていた作品です。

86なんですが実は一度視聴断念した作品でした。

私の視聴継続する基準ですが第一話を観てこれは続きが気になるとか、惹かれるものがあると視聴を継続するというパターンが多いです。最初に結構第一話かせいぜい二話くらいまで観て判断するというのが多いです。

で86なんですが最初に第一話を観た時の感想ですが、「何か色々と複雑そう」という感想でした。

とりあえず原作を全く知らないので世界観が分からないですし作品内の用語とかもアニメなので説明もないので「色々と複雑そう」という感想になりました。

こういう作品は観ていくうちに面白くなってくるだろうという感じはするのですが、そこまでに辿り着くのに時間が掛かりますし、結構真剣に観ないといけないというのもあって一度断念しました。

で、最近のマイブームだったラブコメアニメ視聴が一段落したので今回本腰入れて86を観ようという事になったわけです。

そして観た感想ですが、やっぱり真剣に観てないとダメな作品だなと。

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簡単にあらすじを説明します。

某国が作った無人兵器の侵攻に対して主人公達のいる国も無人兵器を投入して対抗しているという事になっているのですが

主人公側の兵器は実は無人ではなく有人兵器だったという。

更に主人公側の国では人種差別が酷く、多数派民族の白系種民族は戦場に行かずに戦場に行くのはその他の少数派民族達という・・・

そんな感じの設定になっています。

これだけでも結構重くないですか。

物語の中心は戦場にいる86と呼ばれる少年兵達で中でもスピアヘッド戦隊と呼ばれる精鋭部隊の隊長であるシンと白系種民族でありながら差別政策撤廃の活動を行い86の兵士達と心を通わせようと努力するもう一人の主人公でありヒロインのレーナの話が中心になっています。

最初は人種差別から前線で戦う少年兵達の生活や戦闘描写が多いので若干観ていて辛いところはありますが、後半はどうなってしまうのかという緊張感があり目が離せなくなります。

前半は86の兵士達の生活や戦闘描写が中心で、話の流れ的にドンドン戦死していくだろうなというのが分かりますし実際に結構容赦ないです。

なのでここでお気に入りのキャラクターが出来てしまうと毎回ドキドキしながら観ることになってしまいます。

前半最後の方は中々衝撃的な展開になりますが、観ていた人の殆どは「自業自得だ」という感情と「どうなったの大丈夫なのか」という感情が入り乱れたのではないでしょうか。

そして後半は一応は86から解放されたシン達が普通の生活を手にして日常を送っていくのですが、ずっと戦場にいて戦ってきた86のメンバー達は満たされる事なく、再び敵(レギオン)の侵攻が始まり戦場に戻っていくという展開になり、またどうなるのかドキドキしながら観ていく事になりました。

そして最後の決戦が終わった時の描写はかなりグッとくるシーンが・・・

この時は若干モヤモヤしますが、最終回の最後で全て払われて感動させてくれました。

原作はまだ完結していないようですが、アニメの最終回が良い感じの終わり方で観て良かったと思える作品でした。