のんびりゲーム

のんびりゲーム

プレイしたゲームの思い出話や感想

MENU

Free!を観ました


スポンサーリンク

Free!を観ました

今回はアニメのFree!を観たのでその感想です。

観た率直な感想はFree!はツルネ以上に女子向け作品だなあと。

私はFree!を観る前に先にツルネの方を観たので、こういう感想になるのですが作りが同じだと思いました。

私はこれまで女子向けのマンガやアニメなど殆ど触れてきてなかったので、女子向け作品はイケメンが出てきてカッコ良い事してれば良いんだろうくらいに思ってました。(女性の皆さんすいません)

ですがツルネやFree!といった作品を観るとそんな単純じゃあないなぁと考えを改めました。

今回は私がこれまで観てきた男子向けのスポーツもの作品と、ツルネ・Free!といった女子向けスポーツもの作品の私が感じた違いみたいなところの話をしたいと思います。

Free! 観るならU-NEXT

男同士の距離感の違い

これはツルネの時にも言いましたが、観ていて一番違いを感じた事です。

男向け作品の場合

男向け作品でも男同士の友情はありますが、男向けの場合はドライと言いましょうか、学校外では部活と関係ない事はあまり干渉しないような感じです。

なので登場人物達はそれぞれ悩みを持っていても、それは部活に関係する事であり、解決も部活内で解決みたいな感じです。

女子向け作品の場合

女子向け作品の場合は登場人物達は部活の事だけでなく、部活以外の色々な事で悩んでいる事が多い気がしました。

更に色々悩んでいるからなのか登場人物達は学校の外でも付き合いがあって、悩みに関しては部活外で解決する事が多い気がしました。

練習や合宿の目的の違い

スポーツものでは練習風景や合宿といったイベントは欠かせないものだと思います。

練習や合宿なども男子向け女子向けで違うなあと感じるところがありました。

特に合宿。

男子向け作品の場合

男子向け作品での合宿はとにかく練習に練習を重ね技術向上を図る場として描かれます。

これは当たり前の事ですね。

男子向けの場合は特訓に特訓を重ね、少年達が好きな必殺技を身につけるくらいの練習風景が描かれて汗臭さを感じさせます。

女子向け作品の場合

これが女子向けになると勿論練習風景はあるのですが、重要なのはむしろ練習でなくプライベートな部分が重要になっています。

寝食を共にしている事もあり、普段よりも一層個人個人の精神的な悩みなどを告白したり、それを克服する場面が描かれていたりします。

合宿なのに爽やかな雰囲気すらあります。

試合の意味の違い

最後に試合の部分も男子女子で違いを感じます。

男子向け作品の場合

男子向け作品ではとにかく試合に勝つためにここまでやってきたという感じなので、試合シーンはまさにクライマックスで盛り上がりますし、試合中も選手達が成長するような場面があるので試合シーンが長いです。

女子向け作品の場合

女子向け作品の場合は殆ど試合の前に登場人物達の精神的な悩み・弱さは解決していて、悩みが無くなった事により本来の自分を取り戻す事が出来た事で試合に集中して勝つ事が出来るみたいな感じです。

ただし前提として主人公は実力は元からあるというのが前提です。

だけど悩みを抱えている事により力を発揮出来ないという感じなので試合前に悩み解決するという。(Free!とツルネの話ですが)

なので試合シーンは割とアッサリしていて試合シーンも短めです。

こんな印象を受けるので、正直女子向け作品では試合はおまけのように私は感じてしまいます。

もっとも試合シーンが短いのは私が観たのが水泳と弓道なのであまり長くしようがないというのはあると思いますが、それでも観ていてアッサリしているという印象が強いです。

以上の事から

男子向けスポーツものは

日常描写は登場人物達は肉体と技を鍛えるので、練習シーンが中心で試合は鍛えた肉体と技を披露する場なので試合シーンは長く作中もっとも重要なシーンです。

女子向けスポーツものは

登場人物達は心の内側の悩みや葛藤を抱えているので、それを克服する為の友情ドラマがもっとも重要なシーンで試合シーンはアッサリめ。

男同士の幼馴染と過去のトラウマはほぼ必須で話の中心は登場人物達の精神的な世界の話が重要。

これが私が感じた男子向け作品と女子向け作品の違いです。(あくまで私個人の印象です)

Free!ですが私はそこまでハマらなかったですが、イケメン男子達が泳ぐシーンは爽やかで、観ていてここまで女子向けのサービスシーンがふんだんに盛り込まれているのが逆に面白かったです。

更には京アニ限定ですが、Free!やツルネなどの女子向け作品を観たことによって女子向けアニメとはこういうものなのかというのが分かったのも良かったです。

(まだ浅いですが)