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SHIROBAKOを観ました


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SHIROBAKOを観ました

今回はアニメのSHIROBAKOを観たのでその感想です。

SHIROBAKOもネットで勧める声が多かったので、とりあえずU-NEXTのマイリストに登録しておいた作品です。

マイリストに登録するだけしておいていつ観るかはその時の気分次第ですが、シロバコも特に今観たいからとかそういう気分で観たわけではなく、何となく何を観るかマイリストを眺めていて本当に何気なく「これで良いか」みたいな軽い気持ちで観始めました。

私はロボットアニメとかメジャーマンガ原作もの以外のアニメには全く詳しくないので、ネットで勧められている作品を観ることが多いのですが、そんなネットオススメのアニメを観ると確かにオススメだけあって面白いと思う作品が殆どですが、「これは当たりだ」と思う作品は少ないです。

しかし、シロバコはそんな数少ない「当たりだ」と思う作品でした。

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アニメ業界お仕事系アニメ

シロバコのあらすじを簡単に説明しますとアニメ業界の日常を描くお仕事系アニメです。

一応中心になる登場人物として、制作進行、アニメーター、声優、3DCGクリエイター、脚本家を目指している5人の女子がいます。

第一話の冒頭でその5人が同じ高校のアニメ同好会で自主アニメを作って発表し、卒業後に一緒にアニメーションを作ろうという誓いを立てます。

正直、私はこの場面を観て「この女の子達が中心の緩い感じのお仕事系アニメか」と思ってしまいました。

ですが、それは観ていくうちに払拭されていきました。

確かに5人の女性は主要人物として登場させましたが、話の内容はそんな5人がメインの話しばかりではなく、しっかりとアニメ業界の様々な仕事を担当する人達にスポットを当てて「この仕事はここが大変」といった感じで、それぞれの仕事の苦労話が中心になっています。

むしろ主要人物5人の女性の話は主人公の制作進行の宮森あおい以外はスポット的に登場する感じです。

そこが個人的には良かったですね。

またシロバコが良かったのが、ただのお仕事系アニメでなく娯楽アニメとしても面白いところです。

アニメ業界の仕事の部分はリアルに描きながらも、それを実にコミカルに面白おかしく描いているので観ていて飽きずに楽しめます。

また制作側からみたスポンサーや原作側を敵のような感じで描かれているところもあり、それを最終的に丸め込むような逆転劇もあったりで、エンターテイメントとして本当に面白いです。

劇場版もあるけど

最後にシロバコですが劇場版もあります。

劇場版はテレビシリーズの4年後を描いていて、とある事をキッカケに武蔵野アニメーションが倒産寸前にまでなり、かつて在籍していたスタッフもバラバラになってしまうが、劇場アニメを制作する事が決定し、かつてのスタッフ達が再び集結して劇場アニメを作り上げるというお話になっています。

劇場版も普通に面白いのですが、テレビ版に比べて今一つ逆転劇や全て終わった時の高揚感みたいなものが薄かったです。

これはテレビ版が傑作過ぎて、その印象とあの時のメンバーの雰囲気が好きだったので、一度バラバラになって集結して完成まで漕ぎ着けても何か寂しさを感じさせる雰囲気があったのが残念でしたね。

シロバコはアニメ業界の仕事の話ですが、働いているスタッフ達の苦労や苦悩は、どの業界のお仕事でもあるような事を描いているので、社会人経験者の方なら間違いなく共感出来る傑作お仕事系アニメです。