マクロスプラス
今回紹介するのはアニメのマクロスプラスです。
マクロスプラスですが個人的にはマクロスシリーズで一番好きな作品ですね。
マクロスプラスはOVAですが、初代以外でリアルタイムで観たのはマクロスプラスだけというのもあります。
最近になってマクロスシリーズを色々と観てきた訳ですが、それでもやはり一番好きなのはマクロスプラスなのは変わらないですね。
バルキリーのカッコ良さが堪能出来る
マクロスプラスの魅力として何と言ってもバルキリーのカッコ良さがあります。
マクロスFのCGで描かれたスピード感あるバルキリーの戦闘シーンもカッコ良かったですが、個人的にはマクロスプラスのバルキリーの描写と戦闘シーンが一番好きですね。
特に劇場版の終盤のYF-21とゴーストの戦闘シーンは当時観た時も「スゲェ」と思いましたが、今観てもやっぱり息をのむ凄さです。
まあこのシーンはアニメファンの間でも「伝説の5秒」と言われているくらいですからね。
もしまだ観た事ないという方やマクロスプラスはOVAだけ観て劇場版を観てないという方は、この最後の方のシーンだけでも観てみてください。これがCGではなくセル画で描いてる事に驚くと思います。
劇場版はストーリーは端折られてますが、最後の戦闘シーンだけを観るだけでも価値があります。
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ちょっと異色なマクロスシリーズ
マクロスプラスですが他のマクロスシリーズとはちょっと異色な感じのマクロスシリーズになっています。
まずは恋愛部分。
他のシリーズは男性主人公に対して女性ヒロイン2人による三角関係がほとんどなのですが、マクロスプラスは女性ヒロイン1人に対して男性2人の三角関係となっています。
そしてストーリー。
ストーリーに関しても他の作品が対異星人との話がメインになっていますが、マクロスプラスは明確な敵というのはおらず、最終的にAIが敵となったという感じです。
最後に歌です。
他のほとんどの作品では歌は戦局を打開する為の武器だったり、異星人との交流の為の手段だったりするのですが、マクロスプラスでは逆に人を暴走させる為の敵側の手段として扱われてます。もっとも目覚めさせるのも歌なのですが。
男の友情
マクロスプラスに登場する2人のパイロット、主人公のイサムとガルドが良いんです。
正直最初の方は2人ともあまり良い印象はないです。
イサムは自分勝手な性格でガルドは傲慢不遜な感じで描かれているからです。
ところが、終盤に2人がバルキリーで争うところからガルドとゴーストとの戦闘が決着するところまでの描写によって印象が一変します。
細かい話は省略しますが、とある出来事から二人はケンカ別れをしていましたが、この戦闘の末に仲直りをします。
この時のイサムとガルドのやり取りが良いんです。
「過ぎたことは忘れる事にしてる」と言い、多くを語らずに赦すイサムに対して、昔からの友人らしいセリフで返すガルド、本当にこのシーンで一気に二人の事が好きになります。
このシーンがあるからこそゴーストと決着をつける際のガルドの最後のセリフにグッときてしまうのです。
私は一連のこのシーンが本当に好きですね。
特に伝説の5秒と言われる戦闘シーンは必見ですよ。