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超時空要塞マクロス2 -LOVERS AGAIN-


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超時空要塞マクロス2-LOVERS AGAIN-

今回は超時空要塞マクロス2-LOVERS AGAIN-を観ての感想です。

マクロス2はマクロスシリーズ10周年を記念して作られたOVAです。

当時、レンタルビデオ店に置いてあったのを覚えています。

初代マクロスは観たので、興味はあっていつか借りて観ようと思いながらも結局借りずにこの歳になるまで観ることはなかったそんな作品です。

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黒歴史

私は初代マクロスマクロスプラスくらいしかちゃんと観ていなかったので、マクロスシリーズ自体そこまで思い入れも強くなかったので、マクロス2がマクロスシリーズにおいてどのような地位でどのような評価だったかはまったく知りませでした。

それが今回、マクロス2を観てブログ記事を書こうと思って、ネットでちょっと調べようとした所、「マクロス2 黒歴史」といった検索ワードが出てきたので、ちょっと読んでみたところ「なるほどね」という感じでした。

その辺の話はここでは書きませんが、興味を持たれた方はマクロス2黒歴史で検索してみてください。

そんなマクロス2ですが、私の素直な感想を述べていこうと思います。

何か物足りない感じ

マクロス2は全6話なのですが、何か尺が足りない感じで話によっては唐突な感じで進んでいっているように感じました。

お話自体はマクロスぽいですし、マクロスシリーズの主軸である三角関係の恋愛も入っているので内容は悪くないです。

ですが全6話とちょっと話が短いせいか、終盤の締め方や恋愛の決着が何か唐突な感じがしました。

特に恋愛に関しては。

今作では主人公のヒビキ(男性)に対して敵であるイシュタル(女性)と味方のバルキリーパイロットのシルビー(女性)との三角関係があります。

最初からほぼ終盤まではイシュタルとの関係が中心でシルビーとは最初は歪みあうくらい相性が悪い感じで話が進むのですが・・・

ところが最後の最後で突然、ヒビキとシルビーがいい雰囲気になってキスをするという。

三角関係といっても確かにイシュタルともそこまで恋愛的な雰囲気を出していた訳ではなかったですが、シルビーの方はさらに恋愛感情が育つような描写が殆どなかったので、私はこのキスシーンを観て「あれ何処か飛ばして観たかな?」と思ってしまいました。

これがもう少し長く話数があって細かく描写してくれてれば違ったと思うのですが。

他のマクロスシリーズと繋がってない感じが

マクロス2ですが、他の作品との繋がりがあまり感じられなかったです。

ただこれは作品が作られた順番とマクロスシリーズ内の時系列との差があったり、さらに私個人の視聴した順番というのも大きく影響していると思います。

まずマクロス2が作られた順番ですが、初代マクロス(TV)→愛おぼえていますか、の次の作品です。

次にマクロスシリーズ内の時系列でいうと何とマクロス2は全作品の中で1番最後の時代になります。

ちなみに私が視聴した順番はマクロスTVシリーズ)→愛おぼえていますか→マクロスプラスマクロス7マクロスFマクロス2→マクロスゼロマクロスデルタの順で観ました。

私の視聴順は一先ず置いておいて、マクロスシリーズの時系列で見ると1番最後の時代にあたるのですが、どうも観てもマクロス2が1番テクノロジーが進んでいる最後の時代の感じが全くしないんですよね。

これは作られた順番のせいもあるので致し方ない部分はあるのですが、作中の日常風景とかもちょっと古臭い感じなんですよね。

さらにマクロスプラス以降の作品がしっかりと色々なところで初代からの繋がりを感じさせるように作り込んでいっているので、余計にマクロス2だけ他の作品との繋がりが希薄な感じが否めません。

だからこそ黒歴史扱いされているのかもしれないですが。

後、個人的に私の観る順番も悪かったです。

マクロス2を初代マクロスの次に観るか、マクロスプラスの後くらいに観ていたら多分そんなに違和感なく観れたと思います。

さらに悪い事にマクロス7を観た時に初代の登場人物であるマックスとかミリアが出ていたので気になって時系列調べちゃったんですよね。

これが良くなかったです。

マクロス2は黒歴史なんていう記事を読んでしまった為に、ちょっとネガティブな意見ばかりの記事になってしまいましたが、お話自体はちゃんとマクロスしてますし、イシュタルが可愛いので普通に面白いです。

また黒歴史扱いされていますが、記事を読んだりすると、むしろこの作品があったおかげでそれ以降のマクロスシリーズが生まれたと言われているので、そういう部分でも観る価値のある作品だと思います。