マクロスデルタ
今回はアニメのマクロスデルタを紹介します。
マクロスシリーズをここ数ヶ月で観てきましたが、いよいよ最後の作品です。
初代マクロス、マクロス2、マクロスプラス、マクロス7、マクロスF、マクロスゼロ、そしてマクロスデルタと長った・・・
ワルキューレ
最初観る前に作品の紹介文を見ると女性ボーカルユニットと書かれていて、正直最初は「うーん大丈夫かな」と思ってしまいました。
何でしょうか女性ボーカルユニットといわれて、最初想像したのがアイドルグルーブ的なわちゃわちゃしている子達が出てくるんだと、思ってしまったわけです。
ところがです
実際に観ていくと、そんな私の考えは間違っていました。
ワルキューレのメンバー全員それぞれに個性があって、しっかりと役割が決まっている感じで、グループとして凄いしっかりとした構成になっていると思いました。
最初疑ってしまってすいませんでした。
その中でも美雲さんですね。
物語としても重要人物でありながらかなり異彩を放っている存在です。
そんな美雲さんは何といっても歌が物凄く印象的です。
劇中でもワルキューレの他のメンバーから別格扱いされていますが、実際の歌声もまさに別格です。
美雲さんは普段の声と歌が別の人が担当していて、歌のパートはJUNNAさんという歌手の方が歌っています。
ワルキューレの歌はJUNNAさんの声がかなり印象的です。
この記事を書くにあたって色々と調べていたら、ワルキューレの歌をレコーディングした時は何と14歳という事ではないですか。
14歳の子があんな落ち着いた感じのパワフルな歌声というのにビックリしました。
ワルキューレ恐るべしです。
これまでのマクロスシリーズとはちょっと違う
マクロスデルタですが、これまでのマクロスシリーズとは一味違った印象を受けました。
敵側に戦う明確な理由がある
これまでのシリーズは人類と未知の生物や異星人との戦闘であり、ただ侵略する為みたいな感じでしたが、マクロスデルタでは敵側も人類種であり、自分達の星に甚大な被害を与えた統合軍に対して宣戦布告をするという形になっています。
その為、敵側にも戦う理由があり、兵士たちにも個性があり、国の内部事情も複雑に絡み合ってきます。
これはガンダムシリーズでは割とよくある構図ですが、マクロスシリーズでは珍しい感じがしました。
それ故に敵側の話も多くなっているので、敵側のキャラも非常に印象に残ります。
個人的には味方キャラよりも敵キャラの方に魅力を感じるキャラが多かったです。
主人公が
今作の主人公ハヤテですが、これまでのマクロスシリーズの主人公とは違って恋愛に関してウジウジしていません。
ちゃんとヒロイン二人に対してどちらが好きかハッキリと告白します。
この辺は一条輝とアルトとは一味違います。
マクロス大投票のキャラクター部門では、輝とアルトよりも人気がないようですが、個人的にはこの2人よりも好印象です。
好きか嫌いかでいうと可もなく不可もなくという感じですが、マクロスシリーズでは珍しいタイプの主人公だと思います。
これで一応はマクロスシリーズを全て観終わりました。
シリーズの長さではガンダムシリーズに匹敵するくらいのシリーズですが、ガンダムは途中から時系列的には全く繋がりのない、名前だけがガンダムという作品になっていますが、マクロスシリーズは初代から今なお時系列が繋がっている作品を作り上げてるのは本当に凄いと思います。
また新しいマクロスシリーズが出る事を楽しみに待ちたいと思います。