マクロスゼロ
今回はマクロスゼロを観たのでその感想を。
マクロスゼロですが初代マクロスよりも前の時代の話となっています。
それもあってか個人的にはマクロスらしさが薄い感じの作品にみえました。
今作でもマクロス三大要素である、歌・三角関係・可変メカはしっかりあるのですが、どれも初代マクロスよりも前の時代という設定の為か話自体は面白いのですが、全体的に印象が薄い感じがしました。
歌に関しては、歌が有効な手段となるのはその後の時代、異星人との戦闘からなので、同じ地球人同士の戦闘ではあまり意味をなさないのでこれはまあしょうがないかなと思います。
次に三角関係ですが、これも話数が短いせいもあり特にドラマ性がない感じでした。
主人公のシンと姉のサラ、妹のマオという三角関係で、姉妹で更にマオはちょっと幼い感じなので、これもしょうがないのかなと。
姉のサラはツンデレ・クーデレキャラで、マオの方は積極的な素直なキャラなのですが、シンのマオに対する接し方も恋愛対象の異性というよりも、妹的な接し方だったのも三角関係という感じが薄かったのかなと思います。
サラの方はいい感じで嫉妬したりしてるんですけどね。
最後に可変メカです。
こちも時代が初代マクロスの前の時代でちょうど可変戦闘機が作られた頃なので、可変メカが目立たないのもやむを得ないです。
ただ戦闘機での戦闘シーンはかなりカッコよくて印象に残りました。
それにしてもフォッカーはやっぱりここでもいい漢だった。
サラ・ノーム
マクロスゼロで印象に残ってるキャラはやっぱりサラですかね。
ツンデレな感じが良いです。
シンに対して気になっているのに自分の立場があるから気持ちを抑えている感じとか、それでいてちゃんと嫉妬したりと固い感じのキャラで登場しますがちゃんとヒロインしています。
それにしても何てかわいそうな子なんでしょう。
幼い頃にジジイに騙されたばかりに・・・
個人的にはマクロスシリーズのヒロインの中でも割と好きなタイプです。
マクロスゼロはマクロスシリーズにおいて1番最初の歴史を描いており、それ以降の時代のマクロスシリーズと繋がりを持たせるようにしっかり考えられているのでマクロスシリーズを観る上では外せない作品となっています。