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機動戦士Vガンダムを久しぶりに観ました


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機動戦士Vガンダムを久しぶりに観ました

今回はアニメのVガンダムを久しぶりに観たのでその感想になります。

Vガンダムですが個人的にガンダムシリーズ1番の問題作だと思っています。

とにかく戦争というものの悲惨さや戦争をするという事はこういう事があるんだというのをこれでもかというくらいに表現している作品だと思います。

それまでのガンダムシリーズでもリアルな戦争を描いていましたが、Vガンダムは群を抜いて描いています。

私はVガンダムはリアルタイムで観てはいなかったので、観る前までは主人公のウッソは年齢13歳で確かガンダムシリーズ最年少のパイロットだと思うのですが、更に絵が子供向けな感じの絵柄という事もあり子供向けのソフトな感じのガンダムシリーズだと思っていたのですが・・・

これが観てビックリ衝撃受けまくりました。

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子供が観たらトラウマ級の描写が多い

Vガンダムを観て思うのは、とにかく悲惨な描写、子供が観たらまず間違いなくトラウマになるであろう描写が多いのに驚きます。

最初の方でトラウマになるであろうシーンは伯爵の拷問シーンとギロチンではないでしょうか。

まず拷問シーンがヤバいです。

本当の拷問というのはもっと凄惨だと思うのでが、まさか子供向けアニメで目が閉じられない状態にして光を目に当てられて猿轡をされている拷問シーンは中々インパクトがあります。

そしてその後ストレートな描写はないもののギロチンに掛けられるという・・・

ヤバいです。

更にトラウマになるであろうシーンは主人公ウッソの母親が死ぬシーンでしょうか。

これがただ死亡しましたみたいな感じならトラウマにもならないでしょうが、死亡シーンがモビルスーツに押し潰されて母親の首が宙に舞うという。(ノーマルスーツのヘルメットが飛ぶ)

これでもかなり悲惨なんですが、更に追い討ちをかけるように、ウッソがヘルメットを回収してそこから血が滴り落ちていて、マーベットにそのヘルメットを渡して「母さんです」の一言。これは本当にヤバいです・・・

他にもシュラク隊のパイロットが次々に戦死していったり、絶対に死なないであろうと思っていた最初からずっと仲間であったオデロが最後の最後で戦死したりと容赦なく戦死していきます。

そして最終回のエピローグにも衝撃を受けます。

カテジナさん・・・

本当に戦争の悲惨さを表しているようで個人的には中々衝撃的なエンディングでした。

印象的な女性キャラ達と情け無い男性キャラ

Vガンダムの特徴として女性キャラが良くも悪くも非常に印象に残るキャラが多いのが特徴です。

女性の強さを表現したかったからなのかは分かりませんが、最前線に出て戦う女性パイロットが多いです。

シュラク隊は勿論のこと敵側もファラ・グリフォンやルペ・シノ、カテジナなど。

一方で男性キャラはイマイチどのキャラも印象が薄いです。特に敵側。

最初に出てきたクロノクルはマスクを被ってるところからこれはシャア的なキャラなのかと思ったものですが、話が進むにつれて印象が薄くなり最終的にはカテジナさんに良いように利用されている感すらありました。

他のキャラも同じで最初は偉そうな感じで出てくるのですが、後になると女性キャラに翻弄されているというキャラが殆どでした。

後は情けないというか物凄くガッカリしたのがウッソの父親ですかね。

途中までは何か伝説の人物的な言われかたをしてましたが、出てきたらそうでもなくて最終的にはアニメ内では死んだか生きてるのかさえ分からない感じでいつの間にか退場してました。

Vガンダムは富野監督自身の評価は低いようですが、他のシリーズに比べてもかなり戦争の悲惨さを描いた作品で更には様々な人間模様も描いていて絵の見た目とは裏腹に大人向けの作品になっています。