ゲームのCGはどこまでいく
今回はゲームのCG表現はどこまでいくのかというお話です。
最近のPS5などのゲームのCGって凄いですよね。
私はSwitchとPS3で止まっている人間なんで、Youtubeの動画とか観ていると本当に驚きます。
特に最近観たゲーム動画で驚いたのがバイオハザードRE:4とストリートファイター6の動画です。
どちらも人物の顔が実写かと見間違うくらいの凄さで感心してしまいます。
ただ一方でこんな事も個人的には感じます。
それは「キャラクターとしての魅力が薄くなっているなあ」と。
私が思うに、実在の人物に感じるカッコ良いとか可愛いとか美人という感覚と、創作されたキャラクターに感じるカッコ良い、可愛いという感覚はちょっと別な感じがするからです。
全く別という訳ではなく、何かちょっと違うという程度なんですが。
例えばバイオハザードRE:4の主人公のレオンですが、今作でも凄いカッコ良いと思います。
ですがかつて無印バイオハザード4のレオンを初めて観た時に感じたカッコ良さは今思い出しても相当でした。
GC版の発売の時だと思いますが、当時の職場の最寄り駅の通路に貼ってあったバイオハザード4の広告のパッケージ絵のレオンを初めて観た時は本当にカッコ良いと思ったのを覚えています。
現在はそういうCGを見慣れてしまっているというのもあるかもしれませんが、凄いという感動はあっても、あの時のカッコ良いという感動は現在のCGではあまり感じません。
同じくバイオ4に登場するエイダも同じです。
RE:2からですが、エイダの顔が普通の人の可愛いさに見えるんでよね。
何というのでしょうか、REシリーズのエイダも美人なんですけど、ただ美人なだけで怪しい謎めいた雰囲気に見えないと言いましょうか。
中々具体的に説明しづらいですが、REシリーズのエイダは目の雰囲気とかが実在の人間に近い感じで、クールビューティーさに欠けてるようにみえるんですよね。
エイダは特に国籍不明の謎の美女という設定というのもあるので、アジア系だけど何処か独特な感じが良かったのですが。
個人的にはバイオハザード6くらいのエイダの顔がイメージにピッタリなんです。
極端な話、無印バイオハザード4の時くらいの雰囲気でも良いです。
続いてストリートファイター6です。
こちはまだ製品版ではないので今後変わる可能性はあるかもしれないですが、やはりバイオハザードRE:4と同じくキャラクターの顔グラに違和感を覚えます。
こちらもリアルな顔になっていて、確かに凄いと思うのですが、やはりキャラクター的な魅力が薄くなってるなあと感じます。
特に春麗。
スト6の春麗も凄い綺麗な顔立ちの美人顔なのですが、これはゲームのキャラクターとしてはどうなのかと思ってしまいました。
まあガチの格闘ゲーマーからしたらキャラの顔なんか気にしないかもしれないですけどね。
何かKOFシリーズとは真逆を行ってるなと感じます。KOFシリーズはアニメぽいキャラクターデザインですからね。
どっちが良いかは難しいところですが、ちょっとストリートファイターシリーズはそろそろリアル化路線を止めた方が良いかなと個人的には思ってしまいました。
これ以上いくとマンガ原作の実写映画のようなコスプレ感が出てきそうな。
さっきも言った通りガチ勢は顔グラとか気にしないかもしれないですが、ゲーム買う人はガチ勢ばかりではないですから。
当然のことながらキャラの見た目とか見て興味を持つ人もいますからね。
ストリートファイターシリーズをよく知らない人が、このリアル路線のグラフィックでどこまで興味を持つかという感じです。
中にはアニメ調の絵がダメな人もいるとは思うので、この辺は難しいところですけどね。
個人的にはストリートファイターシリーズで言えばストリートファイター4くらいの絵がキャラクター感があって好きです。
何か凄く個人的な感想でどうでも良い話になりまして申し訳ないです。