魔法科高校の劣等生
今回はアニメの魔法科高校の劣等生を紹介します。
前にもお話しした事がありますが、動画サブスクのU-NEXTに入るまでは、私が観るアニメのジャンルは大体がロボットアニメかメジャーマンガ雑誌のアニメ化作品くらいでした。
いわゆるラノベ原作やなろう系と呼ばれる作品は殆ど観たことはありませんでした。
それがU-NEXTに入ってから様々なジャンルのアニメを開拓するようになり、ラノベ原作やなろう系も観るようになりました。
この辺のジャンルのアニメを観るにあたっては、作品の数が膨大にあるので、大体がYouTubeのオススメアニメ紹介動画を観て、気になった作品をU-NEXTで検索してあったらマイリストに入れておくという感じです。
この魔法科高校の劣等生もそんな感じで発見した作品でした。
魔法科高校の劣等生はなろう系のアニメということですが、私のラノベ原作やなろう系の作品を観た印象をちょっと上げてみます。(そんなに数観てないですが)
私はラノベやなろう系アニメに関しては本当にど素人の初心者なので、たまたま観た作品の印象であり、コアなファンの方はそうじゃないと思う所もあると思いますが、初心者の戯言だと思って聞いてください。
(バトル系の作品限定です)
ラノベやなろう系の印象
主人公が最強
主人公が最強なのはラノベやなろう系に限らないですが、少年マンガ原作だと成長して最強になるみたいな印象ですが、ラノベやなろう系だと最初から最強という感じです。
男性主人公は女子にモテモテ
そしてとにかく主人公が女子にモテる。
世界観や設定が独特で複雑
メジャーマンガ雑誌原作ものでも設定が複雑な作品はありますが、ラノベやなろう系はさらに輪をかけて独特でマニアックな印象を受けました。
妹がいる?
これはたまたまだと思いますが、私が観た作品は殆ど全てに妹がいて、若干、兄妹以上の感情が・・・
こんな印象です。
ちなみに魔法科高校の劣等生も殆どこれに当てはまります。
こういった作品を何作か観て、ハマった作品もありますが、イマイチだった作品もあります。
以前、ゲームの好みの話で人の好みは千差万別という記事を書きましたが、アニメも同じです。人がススメるのを観てもイマイチだと思う作品も何作もありました。
そんな中で魔法科高校の劣等生はハマった作品の一つです。
それでは魔法科高校の劣等生のどこにハマった感想を
単純な最強キャラではない
主人公の司波達也は確かに最強なのですが、単純な強さではないのが良かったです。
魔法バトルなわけですから普通に考えると、魔法力の強さ(例えば凄い炎の魔法を使うとか)で勝敗が決するとかではなく、達也にはそういった分かりやすい力を使うのではなく、達也の隠された力を知らないと分からないような力を使って倒していくというのが良かったです。
モテるけどデレない主人公
達也はモテるのですが、決してデレません。
それは達也の秘密の一つ、妹の深雪のガーディアンという役割があり、基本的には妹の事でないと感情が揺るがないというのがあるからです。
恋愛要素を求めてる人には物足りないかもしれないですが、個人的にはそっち方面に行き過ぎない感じが良かったです。
達也の凄さを認識させる演出が上手い
根本に達也はニ科生で劣等生という設定があるところに、達也が隠された能力を使って活躍した時の周りの人物のリアクションの演出が上手いので、観ていて凄さが伝わってきますし、達也に感情移入していると、これらのリアクションを観て気分が高揚します。
私はどちらかというと昔ながらの少年マンガを読んで育ってきた人間なので、主人公は最初は未熟で段々と成長していくような物語が好きなのは間違いないです。
ですがそういった少年マンガ的主人公の要素が殆どない達也に感情移入出来たのは、ひとえにこれらの設定や演出が個人的に凄くツボにハマったのが大きかったです。
U-NEXTで色々なアニメを観てますが、一度観てお腹いっぱいになる作品が多い中、この魔法科高校の劣等生は何度も好きなエピソードを見返してしまう程ハマった稀有な作品の一つでした。