ロボティクスノーツ
今回紹介するのはアニメロボティクスノーツです。
ロボティクスノーツですがシュタインズゲートなどと同じ科学アドベンチャーシリーズの第3弾という位置付けの作品となっています。
話の流れは、最初はごく普通の日常から描かれていき、段々と怪しい雰囲気を醸し出してきたところで、突然非日常の世界になるという、科学アドベンチャーシリーズらしい構成になっています。
高校生の青春群像劇
ロボティクスノーツはシュタインズゲートのように最初の方に張り巡らされた伏線を回収していくという感じではなく、どちらかと言うとストレートに解決していく話で、科学アドベンチャーでありながら、高校生の青春群像劇のようになっているのが特徴です。
シュタインズゲートの流れを汲む作品だと思って観ていると物足りないと感じは人もいるかもしれないですが、私はそこまでシュタインズゲートのような作品を求めて観た訳ではなかったので、高校生の青春群像劇として面白かったですね。
実際に最初の方の話の中心であるROBO-ONEというロボットを戦わせる大会の話が面白かったです。
大会の後もまだ続きそうな展開だったのになくなってしまったのは残念でしたね。
その後の非日常になってからの話も、シュタインズゲートでは主人公が孤独に事件を解決していくのに対し、ロボティクスノーツはロボ部の部員たちだけでなく、島の人々全員で解決していこうとするので、話が暗くなり過ぎず、ロボティクスノーツらしい明るい雰囲気で進んでいくのが好感持てました。
キャラ萌え
私の中で何がロボティクスノーツで良かったかというと、ロボ部の部員のキャラが良かったです。
主人公の海翔くんはキルバラという対戦ゲーム以外はあまり興味を持たないような、やる気を表に出さない感じですが、影ではヒロインを支えてあげる、やる時はやるという主人公です。
他にも空回りするヒロインの突っ込み役で、ロボットに詳しい昴くん。
幼い頃から空手をやっているが、実力が伴わず、空手の形をやっている姿がかわいい女子の淳和ちゃん。
キルバラのプログラマーでありながら、オタク用語全快で話しをする引き篭もり女子のフラウ。
といった個性溢れる面々が揃っています。
そんな個性豊かな面々の中で一際輝いていて、私が好きになったのはヒロインのあき穂ちゃんです。
主人公の海翔くんとは幼馴染で、ロボ部の部長です。性格は空気の読めないところがあり暴走しがちですが、根は真面目で熱血女子です。
性格設定は良く男子主人公にある性格です。
ヒロインが熱血なので主人公の男子はクールな感じなんですかね。
このあきちゃんが本当に可愛いです。
ヒロインが熱血女子というのも中々珍しいので、それだけでも目を引く存在なんですが、行動そのものが本当に可愛らしいのです。
熱血なところも可愛らしくて面白いのですが、海翔くんに対して嫉妬する姿もまた可愛いのです。
嫉妬というと、何か自分の中だけで暗くなるような感じの描写が多い中、あきちゃんは海翔くんが同じロボ部の女子と二人でいた事を知ると、本当はもっと聞きたいことがあるのにちょっと聞く程度の感じなのが可愛らしいのです。
ちょっとネタバレですが、
最後に告白をされた時も本当は嬉しいくせに何か他の子の事を気にするような、ちょっと素直になれないような素振りがまた良いんです。
とにかくあきちゃんは性的な可愛さというのではなく、何と言うのでしょうか、男とか女とか関係ない感じの可愛らしさを感じるキャラでした。
個人的にあきちゃんがこの性格だからこそ最後までロボティクスノーツを楽しく観れた気がします。
ロボティクスノーツはそんなヒロインが非常に魅力的なアニメでした。