ペルソナ5
今回紹介するのはペルソナ5です。
間もなくSwitchでペルソナ5ロイヤルが発売されます。Switch版10/21(金)発売予定。
私はプレステ4や5は持っていないのでロイヤルをプレイするのは半ばあきらめていたのですが、ついにSwitchで発売です。
モンハンシリーズ以外で久しぶりに発売日に新作ゲームを買おうかなと思っています。
もっとも買ってもすぐプレイせず積んでしまうと思いますが・・・
そこで今回はロイヤル発売前にペルソナ5のお話をしたいと思います。
キャラクター造形に感動
私がペルソナ5をプレイして1番最初に感動したのはキャラクターの3D造形に感動しました。
それまではデフォルメされたキャラだったので、単純にまずリアルな頭身のキャラ達に感動しました。(PS3程度のグラフィックですが)
どういうところに感動したかというと、キャラクターそれぞれに特徴のある造形になっている事に感心しました。
ゲーム内の3Dのキャラ造形って、だいたいが実物の一般人とは違う「どこのモデルさんですか」みたいな美形が多いですが、ペルソナ5ではそれをやっていません。
例えば主人公です。猫背でポケットに手を突っ込んでるという如何にも高校生くらいの子にいそうな造形になってます。
また最初に仲間となる男キャラの竜司ですが、こちも猫背でさらにガニ股という、一昔前の不良キャラのような造形です。
さらに凄いのは女性キャラです。
女性キャラとして最初に仲間になる杏ですが、この子はモデルという肩書きがあるので、如何にもモデル体型で脚がスラッと長い造形になってます。
杏以外の仲間女性キャラの真や春は杏程脚は長くなく、こちらはちょっとスタイルが良い感じの女子高生といった造形です。
で一番感心してしまったのは主人公達が通う高校の先生の川上先生です。
こちらの先生は見事な安産型という感じのお尻が大きい感じの造形になっています。
話しの内容の前にこの造形を見て感心してしまいました。
ペルソナはファンタジー世界の話ではなく現代を舞台にした話なので、キャラの造形もただ綺麗なプロポーションにするのではなく、如何にも普通にいそうな体型にしているのかなと思い、制作側の拘りみたいなものを感じて最初に感動しましたね。(私の考え過ぎかもしれないですが)
恋人関係になるキャラが増えた
前作までのコミュにあたるものがペルソナ5ではコープと名前を変えて出て来ます。
今作ではこのコープを進める事によって恋人関係になる事が出来るキャラが大幅に増えているのも特徴です。
さらに恋人に出来るキャラの殆どが主人公よりも歳上キャラという、歳上に憧れる若い子にとっては堪らないシチュエーションになっています。
恋人に出来るキャラが増えているのは良いのですが、これはこれで問題が・・・
これまでのシリーズも何人ものキャラと同時に恋人関係になる事は出来ましたが、今作はなんと全員と同時に恋人関係になる事が出来るという最低男プレイが可能になっています。(これまで出来ましたが、それ以上)
私のようにRPGをそんなに何周もプレイしない人間だと、1周で全員との恋人イベントを見ようとしたり、各キャラのコープを進めていくと、どうしても恋愛関係になるような雰囲気になってくるので、最後で友達の関係でとなると逆に悪い感じがして、ついつい浮気プレイをしてしまうんですよね。(ただの言い訳です。最低男ですいません)
そうなってしまったら一応ゲーム内でとんでもない修羅場があるんですけどね。
女性キャラは恋人になれるキャラが増えて、よりコープを進めるやる気みたいなものが強くなって、どのキャラも印象深いのですが、一方で男性キャラの印象が薄いです。(仲間キャラ含む)
仲間の男性キャラに関しては、これまでのシリーズだとペルソナ3はコミュがなかったり(P3Pで女性主人公だとある)、仲間内でもギスギスした関係で描かれるので今一つでしたが、ペルソナ4では逆に仲間男性キャラが本当に魅力的でした。
そしてペルソナ5ですが、3と4の中間みたいな印象で、悪くないんだけど印象薄いといった感じです。
良い大人もいますよ
ペルソナシリーズはズル賢い大人vs高校生というのがシリーズの定番になってます。(P2罰除く)
今作もこれは変わっておらず、むしろこれまで以上に大人達への反感みたいなものが強く出ています。
これは主人公含むパーティーメンバーが、そういったズル賢い大人達によって何かしらの傷を負わされている為に、よりそういった大人達への反感が強くなっています。
私は40代でこのゲームをプレイしたので、「気持ちは分かるけど、そんな大人ばかりじゃないよ」と思いながらプレイしてました。
シナリオに関しては大きなメインシナリオがある中で、パーティーメンバーに関係するエピソードと本筋とはあまり関係ないコープキャラのイベントシナリオがあります。
ペルソナ5のシナリオの特徴として、一般的なRPGの「世界征服を企む敵を倒しにいく」という王道的なシナリオではなく、パーティーメンバーエピソードやコープキャライベントのシナリオは身近に実際にあるような事件が多い事です。
例えば体罰パワハラセクハラ教師や他人の功績を自分の手柄にして我が物顔しているやつを改心させるみたいな。
こんな感じの実際にいそうな悪人を懲らしめるようなシナリオが多いので、一般的なRPGよりも一つのイベントをクリアする事によるスッキリ感が強いです。
しかもクリアまでの悪人キャラの極悪非道振りの見せ方が上手いので、悪人キャラに対する怒りと憎らしさが頂点に達するので、クリア後のスッキリ感は他のRPGのイベントクリア時のスッキリ感とはまた一味違った達成感があります。
例えるなら悪事を働いてお金儲けして我が物顔していた奴がついに捕まった時のニュースを見たようなそんなスッキリ感です。(そういうニュースはあんまりないか?)
メインシナリオも謎を含んだミステリー的に進んでいくので、最後まで目が離せず引き込まれていくので、イベントシナリオ含めて没入感が半端ないです。
ペルソナ5はシナリオ・システム面で、これまでのペルソナシリーズの集大成のような作品になっているので、これまでのシリーズをプレイした事がある人は当然のようにハマると思いますし、ペルソナシリーズをプレイした事がない人でも十分面白さを感じる事が出来る名作RPGです。
最初にご案内した通り、もう間もなくペルソナ5ロイヤルがSwitchで発売されます。
プレステ4・5を持っていない私にとっては念願だったので実に楽しみです。