結末が気になるマンガ
今回は色んな意味で結末が気になるマンガを紹介したいと思います。
どんなマンガでも結末は気になりますが主に
「これは自分が生きてる間に最終回を読む事が出来るのか」というちょっと連載長めのものが中心になります。
かなりベタなので軽い気持ちで読んでください。
ベルセルク
連載開始1992年〜既刊41巻(2022年5月現在)
いきなりもう未完が確定してしまっている作品ですが、これまで読んでいた人間からしたらこの作品を上げない訳にはいかないですから。
ベルセルクとの出会いは初期アニメでした。
夜中にやっていたアニメをたまたま第一話から観てたのがキッカケです。
最初は「まあ普通に面白いアニメだな」という程度で観ていたのですが、蝕のちょっと前くらいから「何だこれどうなるんだ」となっていき、その後の蝕のシーンを観て大ショックを受けました。(初期アニメはここで終了しました)
多分原作知らずにアニメだけ観てた人のほぼ100%の人が蝕の後が気になってマンガを読んだはずです。
私もアニメ観た次の日には本屋に行って単行本大人買いしました。
ベルセルクは完全に単行本派でヤングアニマルは殆ど買わなかったので、新刊が出るのが本当に楽しみでした。
当時地元にあったアニメ・マンガ専門の本屋さんみたいなのがあって、そこだと単行本が発売日の1日前に売り出されていたので、少しでも早く読みたかったので1日前に買いに行ってました。
しかしその後段々と単行本が出る間隔が長くなっていき、私自身も当時程の熱もなくなってしまい単行本も何冊かまとめて読むようになってしまっていたところに、2021年5月に突然作者の三浦健太郎先生が亡くなったという訃報を聞きました。
私はこの報を電車に乗っている時に知って思わず「えっ嘘でしょ」と声が出そうになりました。
不謹慎な事ではありますが、この報を聞いて「もうベルセルクの最後は読めないのか」と本当にショックを受けました。
何と言いましょうか、割とストーリーマンガはある程度進んでいくと結末が完全に当たらなくても何となく想像が出来たりしますが、ベルセルクは正直まったく最後が想像出来ないマンガだったので本当に残念です。
ワンピース
連載開始1997年〜既刊102巻(2022年5月現在)
これも超ドメジャーな作品ですね。
ワンピースは作者の尾田栄一郎先生が2019年の時に何かのインタビューであと5年くらいで終わるといった発言をしていたそうなので、その通りに進んでいくならあと2〜3年で終わる事になりそうですが果たして?
ワンピースとの出会いは単行本です。
確かその時点で既に7〜8巻くらい出てたような記憶があるので大分遅いですね。
私は週刊少年ジャンプをスラムダンクの連載が終わって買うのをやめました。
その後暫くは買ってた時に読んでいた作品の続きを読む為に立ち読みはしてましたが、それも暫くして終わってしまい完全にジャンプは読まなくなってしまいました。
なのでその後に連載が開始されたワンピースは当時まったく知らなかったです。
そんな状況だったのですが社会人になってお金に余裕が出来たからなのか突如「なんかジャンプマンガ読みたいな」という心境になりました。
そこで何を読もうかなと幾つか自分の中で候補をあげてみました。
1つ目は遊戯王です。
遊戯王はアニメをチラッと観た事があり、カードも大流行していたのでそんなに面白いのかと気になっていました。
2つ目はハンターハンターです。
こちらも初期アニメをテレビで観た事があり、実際に観て面白かったですし、幽遊白書の冨樫先生なので、これはまあ間違いないかなと。
そして3つ目がワンピースでした。
ワンピースはアニメは観た事がなかったですが、当時本屋さんに売っていた名作マンガベスト100みたいな本が売っていて、それを買って読んだら何位か忘れましたがワンピースが紹介されていて「とにかく泣ける」みたいな事が書かれていて、それでなんとなく気になって覚えていました。
この中でまずハンターハンターは買おうと思って、他にどうしようかなぁと思っていたところに遊戯王の単行本を読む機会があって読んだところ面白いけどちょっと違うかなと感じて、ワンピースを買ってみようとなりました。
この時点で本当にワンピースはアニメもマンガも全く観たことも読んだこともなしです。
で本屋さんでハンターハンターとワンピースの単行本をひとまずそれぞれ2巻まで購入しました。
そして家に帰ってワンピースを読んだら衝撃が走りました。
「ワンピースめちゃくちゃおもしれー」
ハンターハンターももちろん面白かったですが、最初のインパクトはワンピースの方が衝撃でした。
次の日には残りの巻を全巻大人買いしてました。
何でしょうか1巻の1番最初の話でもう心を鷲掴みされました。
そしてナミの村でのアーロン一味との戦闘でグッときて、さらにチョッパーの話で号泣。
その後も当初の熱は下がってきましたが、面白く単行本を読んでました。
ところがです・・・
エースが・・・・
はっきり言いますと私はエースが死んでからワンピースを読んでないです。
エースが死んだのもショックでしたが、そこでの敵味方含めてドンドン強いやつが登場して、これはここから長くなりそうだなあと感じ一旦読むのやめようと思い、そこから結局未だに読んでいないのです。
とは言えそこまでは楽しく読んでいたので、ワンピースが無事に最終回を迎える事が出来ましたら、そこから大人読みしたいなあと思っています。
エースの死から大分巻数出てると思いますが、私は過去にナルトも連載終了してから全巻読んだので待って読む事はあまり苦にならないというか抵抗がないです。
ファンの人からしたら邪道だと言われるかもしれませんが。
ハンターハンター
連載開始1998年〜既刊36巻(2022年5月現在)
続いてはハンターハンターです。
出会いはワンピースのくだりで話した通りです。
それにしても単行本を買い始めた時はまさか冨樫先生があんな事になっているとは知らなかった・・・
果たしてちゃんと最終回を読む事が出来るのでしょうか。
ただハンターハンターはマンガを読むのが結構きついです。
延々と文字で説明されたりすると歳取った身からするとかなりきついです。
これだと読むのに相当気合い入れないと読めないです。
個人的に新アニメが良い感じで観れたので是非ともアニメで観たいです。
これもファンからしたら邪道ですね。
キングダム
連載開始2006年〜既刊64巻(2022年5月現在)
続いてはキングダムです。
キングダムは歴史物で結末自体は分かりますが、そこまでの持っていき方が気になるマンガです。
キングダムを知ったのはCSの漫道コバヤシという番組で知りました。
そこで紹介されて面白そうだなあと思い読み始めました。
最初は普通に面白いなあという感じで読んでいましたが、徐々に面白さが増していって合従軍まではあっという間でした。
しかしキングダムの先を考えるとちょっと恐ろしくなります。
秦の中華統一まで描くのだろうと思いますが、今の進行状況でこの巻数だと統一するまで何巻掛かることでしょうか。
それとこういった歴史物でありがちなのが最初の方から登場して活躍した英傑達が徐々に死んでいってしまうと、後半がちょっと盛り上がりに欠けていく事が良くあります。
三国志でも曹操、劉備、関羽などが死んでいった後は何となく寂しさを感じて終わってしまう感じがありましたから。
果たしてキングダムはどうなるでしょうか。
はじめの一歩
連載開始1989年〜既刊134巻(2022年5月現在)
はじめの一歩も終わりが気になるマンガです。
はじめの一歩は当時週刊少年マガジンを買っていたので連載初期から本誌で読んで単行本も買っていました。
高校生の頃から読んでいたマンガが30年以上経った今でも連載されている事にビックリです。
単行本はもう大分前から買ってないので最近の詳細な話は知りませんが、ちょこちょこ立ち読みしていて一歩が現役引退したというのは知っています。
一歩はやはり最後は宮田との対戦なのでしょうか?果たして。
ガラスの仮面
連載開始1975年〜既刊49巻(2022年5月現在)
ガラスの仮面は少女マンガですが読んでました。読んでましたといってもリアルタイムで読んでいた訳ではなく、面白いとは聞いていましたが絵のバリアがあって手をつけてなかった所に文庫版が発売されて最初数巻お試し的な感じで読んだらハマりました。
少女マンガですがスポコン的な感じがあり、主人公のマヤが追い詰められて努力をして大成功を収めるところに物凄いカタルシスを感じて非常に面白かったです。
ただガラスの仮面はもう半ば最後は諦めているところがありますが、どうなるでしょうか。
番外編
番外編として今気になるマンガがあります。
それは呪術廻戦です。
まだ全然巻数も少ないですし、そこまで休載をしている訳ではないですが、何か個人的に気になっています。
と言うのも渋谷事変までは順調に話が進んでいた気がするのですが、その後の死滅回遊編になってから話の進み具合が遅くなったような気がします。
単行本の最新巻(19巻)では主人公達が死滅回遊に参戦して序盤ですが、その序盤の敵との戦闘に丸々1巻使っていて殆ど話が進んでなかったです。
まだまだこれから回収しなければならない話が一杯あるはずなので、このペースだと五条先生の復活や宿儺との決着まで辿り着くのにどのくらいかかるのか今から心配です。
なんせ私自身がもういい歳なのでこれから10〜20年かかることになると私自身の寿命もそうですが生きていたとしても60〜70歳で果たして複雑な話を理解して楽しく読めるかどうかも心配ですからね。
今回は連載期間が長いメジャーどころのマンガばかりですが物語性の強いマンガの結末は、まだ連載期間短くても皆さんも気になりますよね。
出版社の事情とかもあると思いますが、一読者からすると願わくば20巻前後でまとめていただくと読みやすく飽きずに読めてありがたいのですが。