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デビルマン


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デビルマン

本日はマンガのデビルマンを紹介したいと思います。

マンガのデビルマンは1972年に週刊少年マガジンにて連載が開始しました。作者は永井豪先生です。

デビルマンというと私と同世代くらいの方はどちらかと言うとテレビアニメの印象が強いのではないでしょうか。今回はマンガのデビルマンのお話をしたいと思います。

マンガとアニメは全く別物

これは割と有名な話なので皆さんご存知だと思います。

デビルマンのアニメはマンガが原作という作りではなく、基本的な設定は同じにして同時期にマンガとアニメを開始したという事でストーリーに関しては全く別物になっています。

デビルマンに関してですが私もマンガを読むまではアニメの印象が強かったです。

アニメの方は一話完結のヒーローものの作りでデビルマンの造形や歌もカッコ良かったので小学生だったという事もあり大好きでした。

アニメの方も最終回はかなりカッコ良いというか衝撃的な展開でかなり印象に残っていて、アニメも名作だと思います。

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衝撃を受けたマンガNo1

ネタバレ含みます。

私がマンガのデビルマンに出会ったのは高校1年生の時でした。

バイト先にあったデビルマンの単行本か何か忘れましたが、冒頭の話が掲載されてる本を読んだのが最初です。

その当時はアニメしか知らなかったので、まず最初のデビルマンになる所から衝撃を受けました。永井先生の絵の迫力とおどろおどろしい雰囲気に何だか分からないけど何か恐怖を感じましたね。

怖いもの程好奇心を掻き立てられるではないですが、その時の衝撃が大きく、続きが読みたいと思い、その後自分で古本ですが単行本を全巻一気買いしました。(全5巻なので)

そして一気読みしたら冒頭シーンとは比べ物にならないくらいの更なる衝撃を受けて若干トラウマになりました。

まずはジンメンという悪魔との戦いで「何でだよ」とショックを受け、主人公の不動明デビルマンだと世間の人達にバレた後のヒロイン美樹ちゃんのお父さん・お母さんの拷問シーンでさらに「何で」と衝撃受け、トドメは明の仲間、タレちゃん(美樹の弟)、美樹ちゃんの同じ人間達による惨殺生首シーンでトラウマになるくらいの衝撃を受けました。

それまでも北斗の拳ブラックエンジェルズで残酷なシーンは見てきましたし、ブラックエンジェルズでも怖さは感じました。

しかしデビルマンのこのシーンはちょっと比較にならないくらいのショックと怖さを感じました。

何と言ってもお父さん、お母さん美樹ちゃん達の惨殺シーンはいわゆる戦っていた敵に惨殺されたのではなく、それまで守るべき対象として弱者だと思っていた同じ人間に惨殺されたのが本当にショックでした。

このシーンを見た時は「本当の悪魔は人間だったんだ」と本当に思いました。

読んだ年代によると思いますが、高校生の時に初めて読んだので、このシーンのインパクトが強すぎて、その後迎える最終回のシーンでは「えっ」とは思いましたが、そこまで細かく考えずにスーッと読み終わってしまいました。

改めて読み直すと最終回の意味とか「救いのない終わり方だなぁ」とか色々と考えたりもして最終回も衝撃でした。

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全5巻というのが凄い

マンガ版のデビルマンですがこれだけインパクトのある濃密なストーリーが全5巻で終わってるのが凄いです。

全5巻で完結だと現代では打ち切られたのかと思われるくらい短いです。

私もリアルタイムで読んでた訳ではないので連載中の読者の反応とかは分かりませんが、少なくとも実際に読んでみると打ち切られたとかそんな感じはまったく感じません。

正直もう少し表現して欲しいと思うところはありますが、そんな事は気にならないくらいのスピード感とストーリの深さでどんどん読めてしまいます。

本当に凄いです。

 

デビルマンですが個人的には何度も読み返したくなるという感じの作品ではないのですが(読むと精神的に疲れるので)、読んだらとにかく誰かに話したいススメたくなるようなそんな作品です。