サムライスピリッツ 天草降臨
今回紹介するのはサムライスピリッツ 天草降臨です。
サムスピスピリッツ天草降臨は剣術格闘ゲームのサムライスピリッツシリーズの第4作目の作品です。
新たな試みと新キャラを追加
サムライスピリッツ天草降臨ですが、これまでのサムスピシリーズから大きく進化したような作品になっています。
「連斬」システム
連斬入り込み攻撃をヒットさせると、そこから特定のルートでコンボが繋がっていくシステムで最大14連斬まで繋がります。
さらに14連斬までいくと怒りMAX状態になります。
怒り爆発システム
以降の作品にもある怒り爆発システムが天草降臨から搭載されています。
そこから連ね斬りや一閃が繰り出せるようになっています。
キャラの復活と追加キャラ
復活キャラとして柳生十兵衛とシャルロットとタムタムが復活して、追加キャラとして風間火月と蒼月の忍者キャラが追加されました。
色々と新しい試みが多く後のサムスピシリーズでも継承されているものも多くあるので、見方を変えると新しいサムスピの幕開け的な作品となっています。
サムスピらしからぬサムスピ
当ブログの初代サムライスピリッツのページを読んでいただいた方は分かると思いますが、私はサムスピに関してはかなり思い入れがあります。
特に初代に関してはかなり思い入れが強く、いままでプレイしたゲームで思い出の作品を5つ挙げてくださいと言われたら確実に初代サムスピは入れます。
それくらい好きな作品で続編の真サム・斬紅郎も好きでかなりプレイしました。斬紅郎は対戦はそれ程ではないですが、絵の雰囲気とか演出は好きで、CPU戦は色々なキャラでプレイしました。
しかし天草は何か私が求めてるサムスピ像と大分かけ離れてしまって、ネオジオのROMカセットは買いましたがそんなにハマれませんでした。
それまでのサムスピはどちらかというとコンボを決めるよりも一撃の重さで勝負が決まるという印象で、個人的にはそれがサムライスピリッツには合っていたと思っていたのが、天草では前述した通り連斬が追加されコンボ有りきのゲームになってしまいました。
このシステム自体は別にそこまで悪いとは思わないのですが、私個人のサムスピのイメージとはちょっとかけ離れたものになってしまいました。
忍者系のキャラならまだしも、一撃の重さを感じるキャラの覇王丸や幻十郎さらには居合斬りの右京なんかはイメージにあわないなあと思いました。
サムスピらしくないと思いつつも演出やその他の部分は悪くないです。
特に背景の演出は前作から続いて雰囲気があってカッコ良いと思います。
キャラも十兵衛やシャルロットなどかつての人気キャラを戻してくれましたし、忍者ですが使って中々面白いキャラも追加してくれてるとこも良かったと思います。
個人的には思い入れは薄いですがサムスピシリーズとしては後に継承されるシステムも数多くあり割とサムスピシリーズの集大成的な感じもあり今プレイしても古臭さはあまり感じない作品になっています。