機動戦士ガンダムNTを観ました
今回はアニメのガンダムNTを観たのでその感想になります。
ガンダムNTですがガンダムユニコーンの続きの作品という事でユニコーンを観終わった後にその勢いで観ました。
感想は、「うーん何でしょうか色々と微妙な作品」でした。
これはユニコーンガンダムを観た後に直ぐに観てしまったから余計にそう感じたのかもしれないです。
これはあくまで個人的な感想なのでちょっと微妙と思ったところのお話を。
まずユニコーンガンダムのラプラス事変から1年後くらいの話で直結している話な訳ですが、正直蛇足なような話でユニコーンガンダムが割と綺麗に終わった感じだったので、正直余計な話なように感じました。
かつてもファーストガンダムの1年戦争中や戦後のお話で0080や0083といった作品はありましたが、どちらも何と言いましょうかファーストガンダムの内容の邪魔をしてないという感じでした。
0080も0083も言ってしまえばファーストガンダムありきの作品ではありますが(0083にいたってはZガンダムまで)どちらも作品単体としてよくまとまっていた気がします。
で、今回観たガンダムNTは何かユニコーンにおんぶされていると言いましょうか、何か作品単体として説得力不足な気がしました。
次に気になったのはニュータイプ能力の描写です。
ガンダムユニコーンでも個人的に行き過ぎな描写だと思いましたが、NTはさらにその上を行ってます。
ネタバレです。
ガンダムNTに登場するユニコーンガンダム3号機フェネクスですが、何とパイロットがいない状態、詳しく言いますと機体のサイコフレームに死んだとされるリタというニュータイプパイロットの残留思念が宿っているという設定で無人で動いています。
さらにはモビルスーツを動かすための推進剤(燃料)も尽きてますが、サイコフレームによって得体の知れない力で動いています。
パイロットもいない、燃料もないのに動く正に未知の原理で動くオカルト的なガンダムになっています。
これは流石に「ちょっと・・」と思いましたね。
これもかつてのガンダム作品では死者と会話したり、死者の力を借りるといったニュータイプ描写はありました。
でも一応は生きているパイロットを介しての事で納得出来るのですが、ユニコーンガンダムの得体の知れない力はあまりにもオカルト過ぎるかなと思いました。
なのでガンダムNTは私の中ではちょっとやり過ぎた感じのあるガンダムで、さらに話の部分もどちかというと主要人物3人だけの私的な話となっているので、何か今一つ微妙な感じの作品でした。