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機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096を観ました


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機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096を観ました

今回はアニメの機動戦士ガンダムユニコーンRE:0096を観たのでその感想です。

ガンダムユニコーン RE:0096はOVAで発売された機動戦士ガンダムユニコーンを再構成してTV放映した作品です。

ガンダムユニコーンですがOVA版は当時レンタルして全部観ました。

当時のガンダムシリーズガンダムSEED以降の新たな世代に向けたガンダムが既に放映されていました。

SEEDよりも前もファーストガンダムから続く宇宙世紀ガンダムとは違うガンダムは放映されていましたが、当時の私はSEED以降の作品は観てるけど今一つハマれなかったりと、どたらかというとガンダムシリーズとは距離が遠かったです。

そんなところにガンダムユニコーンというファーストガンダムから続く宇宙世紀ガンダムの流れを汲むガンダムであり、かつ逆襲のシャアから3年後の話という事で当時は結構楽しみにしていたのを覚えています。

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宇宙世紀ガンダムを踏襲したキャラとモビルスーツ

ガンダムユニコーンですが、当時の私としては凄く入り込みやすかったのを覚えています。

前述した通りSEED以降のガンダムシリーズに当時はそんなに思い入れがなかったので、宇宙世紀ガンダムを意識したキャラクターやモビルスーツ、部隊名などが出てくるガンダムユニコーンは本当に入り込みやすかったです。

第一話を観終わった後「早く続きが観たい」と思ったのを覚えています。

ストーリーの部分では主人公のバナージがちゃんと年上の人達の導きによって成長していくという、これまたファーストガンダムを彷彿させるような作りになっています。

やはり16歳くらいの少年はこれくらい未熟で周りの環境、人達によって成長する物語が安心出来ますね。

キャラクターやメカ、主人公の成長物語の辺りは本当に安心して観れて良かったです。

ただ、気になるところもありました。

気になったところ

気になったところ一つ目はニュータイプ能力の描写です。

ラストシーンですね。

ネタバレになります。

ラストはコロニーレーザーの攻撃をガンダムユニコーンバンシィでサイコフィールドを発生させて相殺するというとんでもシーンです。

個人的にですが、これはちょっとやり過ぎではと思ってしまう描写でした。

ニュータイプ能力に関して人それぞれ考え方が違うと思うので、こういうのも有りかなとは思いますが、個人的にはあんまりこういったハイパー化的描写は好きではないです。

全身サイコフレームユニコーンガンダムとはいえ、ここまでのハイパー化描写はちょっとやり過ぎかなと。ニュータイプ万能過ぎですね。

次にラプラスの箱について。

ガンダムユニコーンという物語で非常に重要な意味を持つラプラスの箱です。

物語の最初からラプラスの箱を手に入れる為に戦闘が繰り広げられたり、様々な人間模様が入り乱れる原因になったものです。

それだけ物語上重要なものとされるラプラスの箱ですが、蓋を開けてみたら「そんな事かよ」と私は正直観てて思いました。

ラプラスの箱はガンダムユニコーンでは重要なキーワードではありますが、そのもの自体は今作で影響を及ぼすようなものではなく、後の宇宙世紀シリーズ(閃光のハサウェイF91など)に影響を及ぼす感じです。

このラプラス事変によって地球連邦軍スペースノイドの締め出しやアナハイムの権力の強さなどが表面化して、F91でのクロスボーンバンガードの決起やアナハイムではなくサナリィF91を開発するといった事に繋がるわけですね。

ガンダムユニコーンは久々にファーストガンダム世代や宇宙世紀シリーズ好きな人達が喜びそうなキャラクターを登場させ、更にはそれまでハッキリしなかった宇宙世紀シリーズの空白部分を埋めるべく作られたガンダムで見事に成功した作品ではないかと思っています。