幼女戦記を観てみました
今回はアニメの幼女戦記を観てみたのでその感想です。
いつもの如くですが、やはり幼女戦記も内容を全く知らずに観始めました。
一応ネットでオススメされてたのとタイトルと絵的なインパクトで観る事にしたのですが。
内容を全く知らない私は観る前は女の子がとんでもない戦術家で戦いに勝利していくという戦記ものなのかと思ってました。(間違ってはなかったですが)
ところがです、観始めると何か自分が思っていたものとは違う事がドンドン出てきたのでその辺のお話からしたいと思います。
ファンタジーなのか?
観る前は普通のミリタリーものかと思っていたのですが、何といきなり魔法とか出てきて、人が生身で空中を飛んでいるではありませんか。
「えっこれはファンタジーの世界の話なの」とまずそれにビックリしました。
正直この時点で大分思っていたのと違う感じだったので観るのやめようかなと思ってしまいました。
ですがまだ始まったばかりだし後になると面白くなるのかなと期待して続けて観ることに。
すると二度目のビックリが
異世界転生もの?
継続して観ていると何やら現代のサラリーマンのエピソードが出てきました。
すると何と主人公の女の子は元は現代のサラリーマンで部下に対して無慈悲な行動(パワハラ的な)をした為に部下から線路内に落とされて死んでしまって転生したという。
これで二度ビックリです。
何を隠そう私は異世界転生ものはアニメはおろかマンガも見た事ないので、この幼女戦記が初異世界転生ものです。
あの有名な転スラすら観た事ないです。
これを知った上で劇場版含めて全話観たのですが、観れば観るほど疑問が・・・
異世界転生もの初心者の疑問
異世界転生もの初心者といっても昔のエスカフローネとかは観た事ありますし、大きな括りでいうと犬夜叉も異世界転生的な感じだと思うのですが。
なので私の中の異世界転生もののベースはその辺りの作品を思い浮かべる訳なんですが、その辺だと転生してもまず見た目や性別・人種は変わらずです。
まあこれはどちらも現代で死んだわけではないので、死んで転生すれば色々と変わるというのはアリだとは思いますが。
それでも幼女戦記ではおっさんサラリーマンから女の子に転生するので、そこを何故と考えてしまうわけです。
まあこれは転生したらスライムになるものもあるくらいなので、まあこういうものなんだろうと納得させました。
ただ観れば観る程そこまで女の子である意味がないだろうという感じはしました。
例えば魔法が使えるのは子供じゃないとダメとかならもっと納得は出来るのですが、そういう訳でもなさそうだし。
さらには転生したら現代の時と全く違う能力が発揮出来るというのも異世界転生もの初心者からしたらちょっと疑問に思うところなのです。
幼女戦記でいうと魔法技術が使えるというところですね。
まだ現代の時の記憶を持っているならば、その時に得た知識や技術を活用してとかなら分かるのですが、何かいきなりチート的な能力を使えるようになるのは都合良過ぎないですかと、異世界転生もの初心者は思ってしまうわけです。
もちろんそれ言ったら異世界転生ものの面白さはなくなるのは分かるのですが・・・
さらには「そもそも異世界転生ものにしなくても良いのではと」と思ってしまいました。
主人公の現代の時の行いが悪かった的な感じで転生させられてますが、そういうの無くても普通に戦記ものとして十分に面白いのにと思ってしまいました。
すいません。何か物語の根底から覆すような感想ですが、異世界転生もの初心者でさらに幼い子供(特に何故女子)に転生したというのに抵抗感が少なからずあるので。
戦記ものとしては過去の戦争の歴史や状況を踏まえている感じがあって、そこは非常に面白かっただけに何か余計に転生もの部分が気になってしまいました。
そういった過去の戦史を踏まえたようなところをみると、主人公ターニャ属する帝国の方は負け戦に向かっている感じがあるので、同じ負けるにしてもどう切り抜けていくのか興味がわいてきます。
幼女戦記は正直そこまでハマらなかったのですが、初の異世界転生ものという事でちょっと率直な感想を述べさせていただきました。
ただ戦記ものとしては中々面白いと思ったので、今後最後まで続きがアニメ化されたなら最後の結末は興味あるので観たいと思っています。