機動戦士ガンダム 第08MS小隊を観ました
今回はアニメの機動戦士ガンダム 第08MS小隊を観たのでその感想になります。
これまでGのレコンギスタから古い作品に遡ってガンダムシリーズを観てきましたが、やっとここまできたという感じです。
それまでの作品はどちらかというと後追いで観た作品が多かったですが、第08MS小隊から前の作品は放映時やOVAレンタル時に観ていた作品が殆どです。
なのでここからは若い時に観た時の印象と現在の歳を重ねた時に観た印象の対比みたいな感想になると思います。
08小隊そんなに好きじゃなかった・・・
08小隊ですがOVA作品ですが当時レンタルビデオで観た時は正直そんなに印象に残る作品ではなかったです。
というのも当時の私はガンダムシリーズ=ガンダムが活躍するロボットアニメというイメージが強く、ガンダムと主役のパイロットが活躍してそれにプラス味方や敵の戦争ドラマがあるというどちらかというとロボットアニメの要素の方が強いイメージでした。(基本的にはどの作品もそうなんですが)
ところがです・・・
08小隊は観ていると「何かあんまりMS戦がないなあ」とか「ガンダムが量産型だ」とか「主人公が強くない」とかそんなネガティブな感想を持ちました。
ロボットアニメという側面よりも戦争ドラマという内容は08小隊よりも前にポケットの中の戦争もそうでしたが、それでもガンダムという機体が特別なものとして描かれいましたからね。ザクにやられますが・・・
なので当時はつまらなくないけどそんなにハマる事はなかったです。
まだ子供でしたね(20超えてましたが)
この歳になって観て
初めて観た時から30年くらい経って今回久しぶりに観たわけですが、いやー面白かったです。
当時はストーリーもですが、それ以上に登場キャラクターがあまり好きになれなかったです。それは主人公のシローも例外ではなく、当時は何か青臭い感じで何かイマイチ感情移入出来なかったのを覚えています。
だからストーリーもそんなに入ってこなかったんだと思います。
それは当時OVAの最終話を観ても感じました。
ちょっとネタバレ
最終話では主人公のシローとヒロインのアイナは生死不明のような形で終了しました。
当時この最終話を観た時ですがシローとアイナの生死があんまり気にならなかったんですよね。
もちろん生きているだろうと思ってましたし、生きていて欲しいとも思ってはいましたが。
で、その後にOVA特別編としてその後の話としてラストリゾートというのが出たのですが、当時の私は別にそんなにその後の話しを観たくて待ち望んでいたという気持ちもなかったですね。
だからか当時レンタルして観た記憶はあったのですが、具体的に内容をあんまり覚えてないんです。
ところがです
この歳になって観るとまず登場キャラクターが個性があって面白いですし、当時そこまで思い入れがなかったシローとアイナに対して頑張ってくれという応援するような気持ちにもなりました。
そういう気持ちになってラストリゾートを観たらラストシーンで思わず泣きそうになりました。(泣いてはいないです)
やっぱりキャラクターに感情移入するって大事ですね。
機動戦士ガンダム 第08MS小隊は昔観た時の印象と今の歳になって観た印象が結構ガラリと変わった作品でした。