とある魔術の禁書目録
今回はアニメのとある魔術の禁書目録を観てみたのでその感想です。
とある魔術の禁書目録もタイトルだけ聞いた事があって内容はよく知らずに観た作品です。
これもラノベ原作で以前魔法科高校の劣等生で書いたラノベ原作の印象の通りで、主人公が最強?(ちょっと微妙な印象ですが)で女子にモテモテで世界観が複雑という作品でした。
不思議な主人公
ラノベ原作で最強でモテモテなんですが、今作の主人公の上条当麻は何か昔ながらの少年マンガ的主人公のようでした。
まず見た目普通で、決してイケメンではないです。
そして最強といっても戦闘能力が最強とかではなく、上条当麻は魔術だろうが超能力だろうが、全て無効に出来るイマジンブレイカーという能力を右手に宿しているというだけです。
なので華麗に敵を能力で倒すとかではなく、ボコボコにやられながらも辛うじて敵の能力を右手の能力で掻い潜りながらゲンコツで敵を倒すという、何とも昔ながらの根性で勝つというタイプの主人公です。
そうであるにも関わらず女子にはモテモテです。
まあ好かれる理由もちゃんとあって、困っている人間を見捨てられないという熱い性格から女子を助けていくのでモテているという。
なのでモテる事に対しては理不尽さは感じません。
そんな感じのキャラなので、ラノベキャラでありながら、根本的な部分は割と昔ながらのヒーローという感じがして個人的にはちょっと不思議な感じの主人公でした。
泥臭い主人公も良いですね。
御坂美琴と一方通行(アクセラレータ)
とある魔術の禁書目録ですが、キャラクターが一杯登場してそれぞれに魅力があるのですが、個人的に惹かれたのは御坂美琴と一方通行ですね。
この二人が登場すると個人的にはしっかりと観ないとという感じになりました。
私は全然「とあるシリーズ」の背景とか知らずに観てましたが、この二人を主人公にしてスピンオフ作品があるので、人気があるキャラだというのが分かります。
特に御坂に関しては色々と調べると、ラノベ界きっての人気キャラのようですね。
まず一方通行に関しては最初はただ憎たらしいキャラという印象でした。
それが打ち止め(ラストオーダー)との出会いによって不器用な感じの優しさと弱さをみせるようになってからは、実に良いキャラに変貌しました。
そして御坂です。
所謂ツンデレキャラなんですが、普段の強きな態度と打って変わって、当麻の前でみせる強きな態度をとりつつも好きな感情が隠せない態度のギャップが良いです。
これまでもツンデレキャラは沢山見てきましたが、何か御坂はそれらのキャラ達とはちょっと一線を画す感じがあります。
何故かよく分からないですが。
そんな御坂が魅力的だったので、スピンオフ作品である「とある科学の超電磁砲」も観ました。
こちらも面白かったですが、個人的にはそこまでハマらなかったです。
御坂個人のキャラも好きですが、どうやら私は当麻と御坂の絡みが好きなようです。
とある魔術でも超電磁砲でもこの二人が絡む場面になると、オッと思って観る真剣度が増していますから。
とある魔術の禁書目録はその内容もさることながら、ここで紹介したキャラ以外も魅力的なキャラが沢山いるのが面白いですね。
個人的にはストーリーよりも登場キャラで観てしまうくらい個人的にはキャラ重視なアニメでした。
とある魔術の禁書目録をアニメから入って面白かったので、原作ラノベを読もうかと思いしましたが、かなり長い上にまだ完結していないようなので、ここはアニメで続編を待とうかなと思っています。