のんびりゲーム

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プレイしたゲームの思い出話や感想

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JBハロルドの事件簿 殺人倶楽部

JBハロルドの事件簿 殺人倶楽部

今回紹介するのはJBハロルドの事件簿 殺人倶楽部です。

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JBハロルドシリーズはPC向けに発売された本格ミステリアドベンチャーゲームです。

ついにプレイ

JBハロルドシリーズですがかなり昔の作品で、私も昔からアドベンチャーゲームが好きだったのでタイトルは知ってましたし何度か購入してプレイしようかと思った事もありました。

しかし結局毎回買うのを思い止まって遂にプレイする事なくここまで来ました。

最初のPC版の発売が86年という事で実に35年の時を経て遂に購入しました。

(発売当初から気になってた訳ではないですが)

ただ購入したきっかけはニンテンドーeショップのセールで100円だったからなのですが。

(開発や販売に携わっている皆様すいません)

これぞ古き良き時代のADV

ゲームシステムはオーソドックスなコマンド選択式アドベンチャーです。

他のアドベンチャーゲームの記事でも書いてますが、どちらかと言うとノベル系よりもコマンド選択式の方が私は好きです。

この殺人倶楽部はまさに私の好きな昔ながらのアドベンチャーゲームなのですが・・・

プレイ始めていきなりまいりました。

最初から行ける場所が多過ぎる!

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こういう殺人事件もののアドベンチャーって大体最初は現場行って手がかり見つけて第一発見者や知り合いに会いに行けるようになるのが私の知ってるアドベンチャーゲームなのですが、殺人倶楽部は最初から殺害現場の情報や参考人の情報がある程度あるのでいきなり色々な場所に行けるようになってます。

これにはちょっと最初途方に暮れました。

ただ最初から途方に暮れててもしょうがないので、とりあえず左回りに行ける所を順番に行きました。

しかし行ったは良いがさらに困惑する事に・・・

登場人物も多すぎる!

行ける場所のほとんどに誰かいて、その全員に聞き込みをするという、いきなり挫折しかけました。

さらに厄介なのは登場人物の名前が覚えられない!

人数が多いのもありますが、馴染みのない外国人の名前がさらに覚えるのを困難にさせてます。

メモを取ってプレイすれば覚えられるのでしょうが、そこまでしてプレイする感じでもないので。

それでも我慢して聞き込みして回って、新たな人物、情報が得られたらまた全員に聞き込みに行くという本当に地道な作業を繰り返していって、ある程度までいくと家宅捜査が出来るようになってきます。

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ここまでくると重要な証拠を見つける事が出来るようになり、聞き込みもコツが分かってくるので効率よくプレイ出来るようになってきます。

そして逮捕までもっていく事が出来るようになれば展開が変わるので退屈な聞き込み作業から解放されて徐々に盛り上がってきます。

そして流石にここまでプレイしていると名前は完全に覚えられないまでも何となくどの人っていうのが分かって、人間関係もハッキリしてくるので、やっと自分の中で事件の整理が出来て推理出来るようになってきます。

そして何人か身柄を拘束してからは早かったですね。

話もクライマックスなのでこの辺りから一気にエンディングまでプレイ出来ました。

(一気にプレイしないとまた忘れそうだったというのもありますが)

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名作と言われるだけあります

最終的には流石「名作」と言われるだけあって話は面白かったです。

ただかなり人を選ぶゲームだなぁと思いました。

殺人倶楽部はアドベンチャーゲームですが、自分で推理して事件解決する感じではなく、どちらかと言うと聞き込みと証拠を掴んで容疑者を追い詰めるのを見ていく刑事ドラマのような感じです。(主役は刑事なので当たり前ですが)

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最後に、このゲームに向いてる人ですが、地道な聞き込み作業(コマンド総当たり)に耐えられる根気のある方ですね。これに尽きます。

それなら大丈夫という方は話は面白いですしニンテンドーeショップだとセールで100円とかで買えるのでプレイしてみてはいかがでしょうか。

 

スペースハリアー

スペースハリアー

今回紹介するのはスペースハリアーです。

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スペースハリアーはアーケードのセガ体感ゲームシリーズの第2弾の作品です。

憧れだったセガ体感ゲーム

アーケードのレトロゲームの時に毎回言ってますが、現在アケアカなどで買うレトロゲームのほとんどは当時プレイ出来なかった憧れで買うのがほとんどです。

中でもセガ体感ゲームシリーズの作品は特に憧れが大きかったです。

体感ゲームというと大きな筐体でプレイする訳ですが、昔も今も私は恥ずかしがり屋なので大きな筐体でプレイするセガ体感ゲームシリーズはプレイするだけでハードルが高かったです。

(それでも人があまりいないような時にちょこっとプレイしたりしましたが)

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色々な移植版をプレイしました

スペースハリアーですが様々なゲーム機に移植されていて、私もこれまで所持したゲーム機の殆どでプレイしました。

最初はセガ・マスターシステムでプレイ。

ハードの性能を考えると頑張っていたのではないでしょうか。雰囲気はちゃんとスペースハリアーしてましたし、家でスペハリをプレイ出来るだけで喜びを感じる時代でした。

次はPCエンジン版です。

私の記憶ではこのPCエンジン版を1番プレイしたかも。

グラフィックとかスピード感とか良い感じだったような。(思い出補正入ってるかも)

その後もセガサターン版、ドリキャスシェンムーに入ってるやつとかもプレイしました。

そして現在所持してる3DS版です。

もしかしたらその内Switch版も買ってしまうかも。

それにしても当時あんなに大きい筐体でプレイしたものが、3DSやSwitchのような小型ゲーム機でプレイ出来てしまう現在のゲーム機の進歩には改めて凄い時代になったなぁと感心します。

今プレイしても楽しいスピード感

今更言わずとも知っているかと思いますが、スペースハリアーは3Dシューティングゲームです。

操作はショットボタンとコントローラーだけで至って単純です。

自機がパワーアップしたりもせず、障害物と敵を避けながら攻撃をするというこれだけのゲームなのに夢中になってしまうのは何といってもそのスピード感にあると思います。

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このスピード感のおかげでこれだけ単純なゲームでありながら先へ先へ進めたくなる中毒性があります。

またそれだけでなく、出てくる敵も格好良い飛行機やガンダムのドムのようなモビルスーツ(今なら著作権でアウト?)が出たり、ボスはどの面も迫力ある大型のドラゴンや怪しい生物が出てくるので敵のバリエーションだけでもプレイしてて飽きないです。

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またこれは賛否あるかと思いますが、難易度がそれほどではなく、スピードに慣れてコンティニューすれば大体の方がそれなりに行けるというのもハマり要素の一つではないでしょうか。

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現在では、3DSやSwitch等でお手頃な値段で購入出来るので、セガ体感ゲームシリーズをプレイした事ない方、私のように懐かしみたい方、短い時間でも結構何も考えずに楽しめるので是非プレイしてみては如何でしょうか。

 

 

ペルソナ2罰

ペルソナ2

今回紹介するのはペルソナ2罰です。

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ペルソナ2罰はペルソナシリーズの3作目です。

前作ペルソナ2罪のパラレルワールドを描いており、前作のヒロイン「天野舞耶」が主人公になっています。

シリーズ唯一のアダルト作品

アダルト作品といっても別に変な意味ではなく、ペルソナシリーズと言えば前作・前々作と3以降も主人公は高校生ですが、2罰のみ主人公は社会人で味方の主要キャラも1人を除いて全員が大人で実にアダルトな雰囲気になってます。

そういう事もあってかペルソナ2罰は今プレイするとペルソナシリーズらしからぬちょっと異質な作品になってます。

前作までや以降の作品は主人公達が高校生という事もあって、若者vsずる賢い大人達の構図ですが、罰では主人公側も大人なので、他のシリーズに比べて青臭い感じはあまりなく、代わりにちょっと説教臭い感じになってる気がします。

ただこれがもし主人公側の大人達が、ドラマとかで良くあるような、金と権力だけを欲する悪者を懲らしめる純粋な正義の味方だったらもっと説教臭くなってたかもしれないですが、罰の主人公側の大人達はそんな感じではないので、説教臭いといってもそこまで説教臭くはないです。

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どちらかと言うと、個々の目的の為に活動していたら悩んでる若者が現れて最終的に助けて導く為の戦いなので、説教というよりも教訓みたいな感じですかね。

PS版プレイ当時に私は既に社会人でしたし、ペルソナシリーズもまだ3作目だったので、当時は主人公側が大人でも何も違和感なかったですが、現在になってシリーズ全て(5Rと5S除く)プレイして改めて2罰をプレイすると、やはり2罰はちょっと異質な感じがしますね。(私はこの雰囲気好きですが)

ペルソナ1からの集大成的な作品

ペルソナ2罰ですがシナリオ的にはナンバリングを見ても分かる通りペルソナ2罪の続編(完結編)となってます。

ただペルソナ2罰ではペルソナ1の登場人物達も多数出演していて、ペルソナ1の登場人物のその後みたいな話も出てくるので1、2罪罰の集大成みたいな感じの仕上がりになってます。

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一応シナリオ的な繋がりは罪罰間でしかないので1をプレイしなくても全然話が分からないという事はないのですが、罰をプレイするにあたっては1をプレイしているとニヤッと出来る所が多いので、なるべくならペルソナ1をプレイしておいた方がより楽しくなると思います。

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罪と罰

ペルソナ2罰の主人公は罪のヒロインだった舞耶ですが、罪・罰を通してプレイしていくと、2罪・罰は罪の主人公の達哉の話なんだと感じます。

個人的にですが罰の達哉が合流するまでの大人達による大人な事情の話よりも終盤の達哉が合流してからの方が印象に残ってます。

特にラスボス前の達哉の罪が明らかになる場面はPS版プレイ当時から鮮烈に記憶に残ってます。(ここでなぜペルソナ2罪と罰になっているのか分かります)

それくらいこの場面は衝撃を受けました。

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その後にゲーム内で出る大人達の悲痛な顔と正に同じ気持ちになりました。(達哉お前ってやつは・・・)

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だからこそ罪・罰は達哉の物語で、舞耶を含めた大人達は導き役だと感じるのだと思います。

 色々と考えさせられるエンディング

ペルソナ2罰はエンディングが何パターンかあります。

前述の通りペルソナ1からの集大成的な作品で罰では初代のキャラも多く登場する事もありエンディングでも初代キャラ達の和やかな場面を見る事が出来ます。

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また罰のキャラ達も納得のいくエンドエピソードを見る事が出来ます。

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そして罪のキャラ達・・・

エンディングの違いは罪のキャラ達の所で変わってきます。

ちょっとネタバレになりますが、終盤に出てくるある選択肢によって栄吉とリサが罪世界(あちら側)の記憶を取り戻してしまう場合があります。

正規ルートとしては記憶を取り戻さないでエンディングを迎えるのが正解だと思いますが、罪キャラ達のエンディングはどちらも哀しく寂しい感じになってます。

記憶を取り戻さない場合は当たり前ですが舞耶や達哉の事を思い出す事なく寂しい雰囲気で終わります。

一方、記憶を取り戻した場合は記憶を取り戻したキャラが達哉の事を回想しますが、罰世界(こちら側)のエンディング後の達哉は記憶がなく、淳も記憶は戻らないので、やはり何か哀しく寂しい雰囲気で終わります。

結局両方とも寂しい感じで終わるなら、達哉の事を思い出す方が良さそうに思えますが、記憶を取り戻したキャラのその後の事(あちら側で犯した罪を覚えている)を考えるとやはり記憶を取り戻さない方が良いのだろうと思います。

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それでも罰世界では栄吉、リサ、淳の3人の影があまりにも薄く、罪世界の明るい雰囲気を思い出すと余計にエンディング含めあまりにも寂しい感じなので、記憶を取り戻してちょっとでも達哉の事を思い出してくれるシーンを見ると、プレイヤーからすると哀しいけどありがたい気持ちになります。

本当に罰のエンディングは1から2罪・罰のキャラ達の様々な人間模様が入り混じって、見てる側もちょっと複雑な気持ちになります。

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ペルソナ2ですが個人的に罪と罰合わせてかなり好きな作品です。

それ故に、その後に出るペルソナ3以降の作品がそれまでのシリーズと全く違う雰囲気の作品になっているというのを知り、自分の中のペルソナ2の思い出を壊したくないみたいな感情が働いて、評判が良いのも知っていましたが、本当につい最近まで3以降プレイ出来ませんでした。

(今では3以降の作品も好きです。やらず嫌いですいませんでした)

もしその逆パターンで3からプレイして3以降が好きで1や2罪・罰はプレイしていないという方がいたら、大分勝手が違うので戸惑うかもしれませんが是非プレイしてみてください。

1や2も面白いですよ。

 

ゼルダの伝説 神々のトライフォース

ゼルダの伝説神々のトライフォース

今回紹介するのはゼルダの伝説神々のトライフォースです。

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ゼルダの伝説神々のトライフォースゼルダの伝説シリーズの三作目でスーパーファミコンで発売されました。

スーファミソフトで1番好きなソフト

ゼルダの伝説神々のトライフォースですが当時持っていたスーファミソフトの中で間違いなく1番プレイしたソフトです。

ファミコン版のゼルダも好きでしたが神トラは私がこれまでプレイしたゲームの中で、好きなソフトベスト10を挙げてくたさいと言われたら確実にベスト5には入れるゲームです。

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考えて・謎を解いて・動かす

ゼルダの伝説の回でも言いましたが、ゼルダの伝説は謎を解く快感を教えてくれましたが、その完成形が神々のトライフォースだと思います。

ゼルダの伝説は一見するとRPGのような感じですが、公式にはアクションADVゲームとなってます。

確かにキャラクターをただ育てて冒険するのではなく、様々な場所で謎を解く場面がゼルダの伝説神々のトライフォースでは多いです。

ダンジョンではただマップを見て先に進めるわけではなく、謎解き要素が多くあり、謎を解いていかないとボス部屋までも中々たどり着かなかったりします。

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初代ゼルダでもダンジョンにはアイテムがありましたが、神トラではダンジョン内にあるアイテムを使って先に進めたり、ボス戦で活用する事が多くなっています。

これらの謎解きや効果音など含めて私の中のゼルダ像は完全に神々のトライフォースで出来上がりました。

久々にプレイして

久しぶりにプレイしましたがやっぱり面白いです。

まずグラフィックに驚きます。

綺麗な2Dドット絵でよくぞスーパーファミコンでここまで綺麗に表現できたなぁと今プレイしても感心します。

また敵の動きも、ただリンクを発見して迫って攻撃してくるだけでなく、一旦発見する動作があってから迫ってくる感じは本当に芸が細かいです。

後のメタルギアソリッドに通じるものを感じます。(言い過ぎかな)

アクションは盾、剣を振る、持ち上げる、ダッシュ、サブ武器を使うと、いたって単純ですが、敵の動きがいやらしいので、単純なアクションだと思ってプレイしてると結構やられます。

スーファミ版をプレイしていた当時は大学生で暇だったのか、私には珍しく、一度エンディングみて終わりではなく、何度もプレイしてはクリアしてました。

それくらいプレイしていたので久々ですが結構いけるかなと思いましたが、歳には敵わず、謎解きは何となく覚えてる程度ですし、アクションもたどたどしく何度も死にました。

Nintendo Switch Onlineのどこでもセーブって便利だなぁと感謝。

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改めてプレイするとゼルダの伝説神々のトライフォースは以降のゼルダシリーズのシステムを確立させた作品だなぁと本当に感じます。

音楽や効果音、謎解き要素は勿論の事、ボス戦でのアイテムを使ったり弱点を攻撃してからの剣で攻撃する2段階戦闘など正に現在のゼルダシリーズにも受け継がれている所が一杯あります。

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ゼルダの伝説神々のトライフォースは今ではNintendo Switch Onleineの特典としてプレイ出来るので3Dのゼルダしかプレイした事がないという方は是非プレイしてみてください。今でも十分楽しめると思いますよ。

 

  

ウルトラストリートファイター2

ウルトラストリートファイター2

今回紹介するのはウルトラストリートファイター2です。

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ウルトラストリートファイター2はスト2シリーズのSwitch向けの新作として発売されました。

スーパーストリートファイター2Xがベースのリメイク的な作品です。

スト2の完全版?

ウルスト2ですがスト2シリーズの完全版のような出来になってます。

まずグラフィックとサウンドニュージェネレーションクラシックジェネレーションの2種類から選択可能です。

ニュージェネレーションでは絵柄を今風にしたHDグラフィックでプレイ可能で、クラシックジェネレーションでは昔のままのグラフィックで画面比率も4:3でプレイ出来るようになってます。

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キャラクターも「豪鬼」や「殺意の波動に目覚めたリュウ」、「洗脳されたケン」といったキャラが追加されています。

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また一部の技のコマンドが簡略化されており、技が出しやすくなったりしています。

スト2初心者には最適

Switchのストリートファイターシリーズのソフトといえばこのウルスト2とアニコレがあります。

アニコレの方にもウルスト2のベースになっているスーパーストリートファイター2Xが入っているので、どちらを買うか迷う方もいると思います。

個人的にはストリートファイターシリーズは初めてというか格闘ゲーム自体馴染みがないという方はウルスト2が良いと思います。

何故かというと

コマンド入力がやりやすい

前述の通りまず一部のコマンドが簡略化されているというのがあります。これによってノーマルのスパスト2Xよりも戦いやすいキャラがいます。

私も最初アニコレを買ってスパスト2Xをフェイロンでプレイしたりすると裂空脚がまあ出し辛い出し辛い。(単に私が下手なだけですが)

それがウルスト2だとコマンドが簡略化されているのでスイスイ出せます。

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コマンド入力がやりやすいのは他にもあって、技の入力受付もノーマルのスパスト2Xに比べて余裕がある感じなので昇龍拳のつもりが波動拳になってしまうといったことも殆どありません。

そして極めつけが予め登録した必殺技をボタンやタッチパネルで簡単に出せるLITE操作が追加されている事です。

これはかなりの初心者救済システムだなあと思います。

格闘ゲームがイマイチ一般ウケしないのは、コマンド入力の技が出せない、出し辛いからというのがあると思います。

それもただ出すのではなく、プレイ中に効果的に出せないというのが大きいと思います。

例えばスト2でリュウ、ケンでプレイしている時に波動拳を出して相手飛ばして昇龍拳で撃墜という格闘ゲームの基本中の基本のプレイを繰り出せるようになったらどうでしょうか。

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たとえそれが簡単モードであったとしても、それだけで格闘ゲームをプレイしてキャラを自分の思い通りに動かしているという気分になると思いますし、格闘ゲームがちょっと面白く感じるようになるのではないでしょうか。

そういう意味でもこのウルトラストリートファイター2格闘ゲーム初心者の方に是非オススメしたいソフトです。

 

ファイヤーエンブレム覚醒

ファイヤーエンブレム覚醒

今回紹介するのはファイヤーエンブレム覚醒です。

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ファイヤーエンブレムはファミコン時代から今なお続いているシミュレーションRPGでファイヤーエンブレム覚醒は3DSで発売された作品になります。

初めてのファイヤーエンブレム

ファイヤーエンブレムですが歴史は長いですが、私がちゃんとプレイするのは覚醒が初めてです。

ファミコン時代から名前は知っていましたし、シミュレーションゲームが嫌いという訳でもなかったのに何故かこれまでプレイする事はなかったです。

このFE覚醒も自分でお金出して買ったとかではなく、キャンペーンか何かで3DSパッケージソフトを買うと入っているクラブニンテンドーだかのシリアルコードみたいなのを何枚か集めて登録すると決まったソフトの中から一本プレゼントみたいなのがあって、それでファイヤーエンブレム覚醒を選んで貰ったものです。

何故これまでプレイしなかったのかと考えてみたところ、小学生時代にファミコン版のファイヤーエンブレムを友達の家でちょっとプレイしてみて「何か難しい」と思った事がありました。それが一つの原因なのかなと思ったりしますが、それでも何故ここまでプレイしなかったのかというのは自分でも良く分かりません。

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初めてのファイヤーエンブレムそしてハマる

FE覚醒では難易度設定が可能なので、FE初心者の私は難易度はノーマル(1番下の難易度)でユニットキャラが死んでも復活出来るカジュアルモードで始めました。

それまでのファイヤーエンブレムをプレイしたことがないので他ゲームとの比較になりますが、ファイヤーエンブレムは各キャラ(ジョブ)の役割がしっかりしているゲームだなと思いました。

何と言いましょうかジャンケンのようにちゃんと強い弱いがあり、役割も盾になるようなジョブのキャラはちゃんと盾の役割になるので、ゴリ押しプレイは出来ずに、しっかりと戦略練って進めていかないとクリアは可能でもキャラは直ぐに死んでしまうなという印象です。

これは他のキャラゲーシミュレーションとは一味違うなと思いました。

その辺りが私がハマる一つのキッカケでした。

そしてもう一つハマるきっかけになったのは結婚システムです。

正直最初は「結婚システムって何?恋愛ゲームか」と思って、あまり気にしてなく、むしろ何それ的な感じでしたが、プレイしていくにつれて誰と誰を結婚させるとかそっちに夢中になっていきました。

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最初はとりあえず物語上の主人公?(クロム)と最初から恋愛感情があるキャラ(スミア)はそのまま結婚させて、後はゲームの主人公(プレイヤー)と誰を結婚させるかなあと考えていくうちに、他のキャラも気になりだして戦闘ではキャラメイクの為のレベルアップをしつつ、結婚させようと考えているキャラ同士の支援度を上げていくという作業に夢中になりました。

そんなこんなでかなり自キャラ(男)と結婚させる相手は悩みました。

(最終的には顔の好みでティアモというキャラと結婚させました)

 この結婚システムのおかげで逆にメインキャラ以外のキャラクター達もちゃんと名前を覚えましたし、支援度を上げていく事は必然的に戦闘にも参加させる事になるのでキャラへの思い入れも出てくるので、これは個人的には凄く良いシステムだと思いました。

ファイヤーエンブレム覚醒は私にとって初めてのファイヤーエンブレムですが非常に面白くてハマったので、現在はSwitchのオンライン特典で配信されているファミコン版のファイヤーエンブレムからプレイを始めて、Switch版のFE最新作風花雪月も購入しました。(まだ積んで未プレイですが)

私にファイヤーエンブレムシリーズをプレイするキッカケをくれたファイヤーエンブレム覚醒、私のようにファイヤーエンブレムシリーズをプレイをした事が無いという方には非常に入り易い作品だと思うので、手始めにファイヤーエンブレム覚醒からプレイしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

EVE burst error R

EVE burst error R

今回紹介するのはEVE burst error Rです。※Vita版

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EVE burst error Rは2人の主人公の視点からシナリオ進めていくマルチサイトシステムを採用したアドベンチャーゲームです。

まさかの発売

イブバーストエラーですが元は18禁のPCゲームです。

その後アダルト表現を抑えて家庭用ゲーム機のセガサターンに移植されヒットしました。

それ以降も移植・リメイクされたりして様々なゲーム機でEVEを冠するゲームが発売されています。

私も最初のWindows移植版でプレイしたので面白い事は知ってましたし、結構好きな作品です。

ただ私が好きなのは元の18禁版・セガサターン準拠の絵とシナリオのEVE burst errorなので他の移植・リメイク作品は絵の好みも合わなかったのでプレイしてません。

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リメイク作品はどれもあまり評判も良くなかったようなので、もうEVE burst errorをプレイする事はないかなと思っていたら、まさかのキャラクターデザインが原作ベースの移植版が発売され評判も良かったので購入しました。

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快適に遊びやすくなった

EVE burst error Rは昔ながらのコマンド選択式アドベンチャーです。

昔ながらのコマンド選択式アドベンチャーあるあるですが、あまり意味のない選択肢も選択しないとフラグが立たず新たな展開にならなかったり、次に行く場所がよく分からず迷子になって無駄に場所移動しないといけなかったりというのがあります。

EVE burst error Rも元は古いゲームなので、そういう所がありますが、今回の移植版ではヒント機能があり、ある程度そういった無駄が省けるようになってます。

例えばフラグが立った後に「移動コマンド」を選択すると次に移動すべき場所が点滅するようになるので、移動で迷子になる事がありません。

逆にフラグが立ってないと移動コマンドを選択しても点滅しないので、まだその場面でやる事があるというのが分かります。

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当時プレイしていて、このフラグが立ったかどうかと無駄な移動が結構面倒だと思っていたのでこれは本当にありがたい機能です。

さらにEVE burst error Rはマルチサイトシステムを採用してますがサイトチェンジのタイミングまでお知らせしてくれるようになりました。

サイトチェンジのタイミングは話が進まなくなるので分かりますが、それでも普通にプレイしていると一応全ての場所に行ってコマンド試して何か新しい展開になるか確認する作業はある程度必要になるので、サイトチェンジのタイミングが直ぐ分かるのもありがたいです。

時が経っても色褪せないシナリオ

EVE burst error Rの面白さは何と言ってもマルチサイトシステムを上手く活用したシナリオにあると思います。

2人の主人公の話がまったく別の事件から始まって少しずつ絡みあっていきながら最終的に一つの話に収束していく様は本当に素晴らしいです。

これが途中まではまったく絡みもなく最後だけ一緒に解決とかならここまで絶賛しませんが、EVE burst error Rでは所々で、お互いのシナリオ上でもう一方のシナリオで起きた事が関係してきたり、2人の主人公も最初はちょっと出てきて名前を知っているくらいの関係だったのが、徐々に互いのシナリオで「こいつは何者?」みたいな感じで重要人物になっていく様が本当にうまく表現されています。

そしてマルチサイトシステムを本当に上手く活用しているシーンがハッキングのシーンでザッピングしながらハッキングする様子はかなり緊張感を漂わせます。

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EVE burst error Rはシナリオは勿論ですがキャラクターも魅力があるので、お互いのシナリオでもう一方の主人公についての話が出ると、何か嬉しくなりますし、早くもっと絡ませてあげたいと思わせてくれます。

 EVE burst error Rは元が古いアダルトゲームなので、今作でもその名残ともいえるちょっとアダルトな絵の描写はありますし、テキストでも下ネタがあったり結構しつこいくらいの繰り返しギャグがあったりしますが、シナリオは抜群に面白いので、その辺気にならない方は是非プレイしてみてください。