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魔人探偵脳噛ネウロ


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魔人探偵脳噛ネウロ

今回紹介するのはマンガの魔人探偵脳噛ネウロです。

作者は松井優征先生。週刊少年ジャンプに連載されてました。

推理マンガ?

ネウロは一応「探偵」と付いているので、内容は殺人事件などを解決していくマンガではありますが、じゃあ金田一少年やコナンのような本格ミステリーかというと決してそうではありません。

謎を解き明かす方法が推理マンガのように順を追って解決する訳ではなく、割と強引に推理が進んでいき解決していきます。

じゃあ面白くないのではと思われる方もいるかと思いますが、ネウロに関しては推理に重きを置いてる感じではなく、あくまでもネウロの活躍を見せる為の手段として推理ものの体をとっている感じなので、読んでるうちにその辺は気にならなくなってきます。

正直私も読む前は”魔人”なんてタイトルに付いてるからトリックとかも荒唐無稽なんだろうなと思っていました。(実際かなり荒唐無稽なところはありますが)

ところが読んでみると意外とトリックの部分はしっかり作り込まられている感じなので、荒唐無稽でもしっかり読めてしまいます。

何でしょうか主人公ネウロのトンデモ能力と荒唐無稽とも思えるトリックのバランスが良い感じなのです。

本格推理マンガと期待して読むと裏切られますが、一種の娯楽マンガとして読んでみると中々味があって面白いです。

終盤はジャンプ系バトルマンガ?

前半は前述した通り、荒唐無稽ではありますが、推理マンガの体をした作りになってますが、終盤は推理マンガというよりバトルマンガのようになっていきます。

それありなの?と思う人もいると思いますが、

これはこれでジャンプマンガポイ感じで個人的にはこれはこれで息をつかせぬ展開になって盛り上がっていったので面白かったですけどね。

松井先生は悪いやつの顔が特徴的

松井先生が描く悪いやつの顔は特徴的で得体の知れない怖さを感じさせます。

これはネウロだけでなくその後の作品の暗殺教室や逃げ上手でも同じです。

松井先生の絵柄はネウロから暗殺教室や逃げ上手をみると大分ポップな感じになってますが、悪いやつの顔に関してはネウロの頃から出来上がってる感があり、この頃から変な嫌悪感みたいなものを感じます。

悪いやつの顔なので読者にそう感じさせるのは見事だと思います。

魔人探偵脳噛ネウロは推理ものとしてトリックはしっかり作られていますが、読者に推理させるような作りではなく、あくまで主人公ネウロの凄さが際立つ作りになっているという、いかにもジャンプマンガらしい作品になっています。