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機動戦士ガンダム 水星の魔女を観てみました


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機動戦士ガンダム 水星の魔女を観てみました

今回はアニメの、機動戦士ガンダム水星の魔女の感想です。

水星の魔女はファーストシーズンが終わったところです。

まず感想の前に私のガンダムシリーズに対するお話から。

私は年齢がアラフィフなので初代ガンダムが小学生の頃でガンプラブームもあって、かなり思い入れがあります。

またZ、ZZ、逆襲のシャア0080、0083、F91あたりまではちゃんと観ていて、この辺のシリーズも思い入れは強いです。

いわゆる宇宙世紀ガンダムですね。

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ちょっと拒否反応?

その後、VガンダムがTV放映されて、そこからさらにG、W、X、ターンAと新たなシリーズが続々と放映された訳ですが、Vガンダム以降は社会人になっていたというのもあって放映時には観ていなかったです。

そのせいもあってかVガンダム以降のシリーズにはちょっと拒否反応がありましたね。

こんなの自分が知っているガンダムじゃないみたいな。

ですがある時期からレンタルビデオ店ガンダムTVシリーズがレンタルされるようになって、ある時にそれまで拒否していたガンダムシリーズを観てみようと思いたってV以降のTVシリーズを借りて観るようになりました。

するとそれまで拒否反応を示していたシリーズの評価が改まりました。

Vガンダムは「見た目と裏腹に凄い残酷でめちゃくちゃ富野監督ぽい」。

Gガンダムは「ガンダムの顔にガンダムが付いてる」と思ったりしてましたが、ガンダムという事は一先ず置いておいて、「ロボットアニメとして面白い。しかも熱い」。

ガンダムWは「何か少年5人がカッコつけてる」と最初思いましたが、「何だかんだでカッコ良かった」。

ガンダムXは「何か地味な内容だけどガンダムのデザインと歌が良い」。

ターンAは「ガンダムにヒゲはえてるけど、話が面白い」。

とそれぞれ思いました。

こんな感じでガンダムというタイトルに縛られ過ぎて拒否反応を示していたガンダムシリーズもそれぞれに良いところ、面白いところがあると認める事が出来ました。

もしこの辺りでこれらのシリーズを観ていなかったら、恐らく今でもガンダム宇宙世紀シリーズ(かろうじてVは観たかも)だけしか観てなかったかもしれないです。

これは私にとって結構大きな転換点だったかもしれないです。

逆に観てしまった為にガンダムから卒業し損ねたとも言えますが。

前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ水星の魔女の感想を。

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まさかの学園物

水星の魔女ですが、最初にプロローグという形でガンダムについての話が出てきますが、その後本編の第1話では主人公のスレッタが高等専門学校編入するところから始まります。

これまでのシリーズでも主人公の殆どは年齢が10代の若者という設定なので、最初学校に通っていて戦争に巻き込まれるというのはそれ程珍しくない導入なので、今回もそういう形なのかと観ていたら、話が進んでも一向に戦争が起こる兆しがなく、延々と学園ドラマが展開されるのです。

これはちょっとビックリしましたね。

じゃあモビルスーツの戦闘とかどうなるのかと思っていたら、学園内でモビルスーツ同士の決闘をするという。

さらには学園ものらしく恋愛?や青春模様なんかをしっかりと描いているではありませんか。ガンダムシリーズとしては中々新鮮な感じ。

そしてモビルスーツ戦ですが、これまでと違ってかなり特殊なのですが、これも悪くなかったです。

ピンチの後に爽快に勝つという、ガンダムシリーズらしくはないですが、しっかりとヒーローもののツボを押さえている作りで面白かったです。

そういう感じで学園内での生活が描かれていくので、水星の魔女はこのままの路線で行くのかと思いきや・・・

ファーストシーズンは壮大なプロローグだった?

学園ものだと思い込んでずっと観ていたら、何と最終話で突如話が急展開します。

ファーストシーズン最後の方でついに戦禍に巻き込まれます。

このファーストシーズン最終話はとにかく衝撃的です。

ここまでも決闘があったり、大人の事情の話があったりしましたが、学園内の話であって死を感じさせるものではなかったのが、最後に来ていきなり来ました。

ガンダムらしくなってきたと言うべきですが、逆に最終話でガンダムらしくなったので、今までの話はただのプロローグだったのかと思ったりしました。

しかもです。最終話では、主人公スレッタ以外の他の主要人物達の運命も大きく動き出します。

果たしてセカンドシーズンではこれはあくまでも一時的な戦闘だったという事で、また何事もなかったかのように普段の学園生活に戻るのか、それともいよいよガンダムらしく少年少女達が戦争に巻き込まれていくのか気になるところです。

この作り方はシーズン制ならではという作りですが、見事に続きが気になる終わり方でした。

機動戦士ガンダム水星の魔女は女性が主人公だったり、学園ものだったりと若者向けの作りで新たな層を取り込もうとしている一方で、昔からのガンダムシリーズお馴染みの地球側と宇宙側の対立を描いていたり、モビルスーツのデザインも昔ながらのモビルスーツぽい感じで昔ながらのガンダムファンも馴染めるような作りになっています。