グリザイアの果実を観ました
今回はアニメのグリザイアの果実を見たのでその感想になります。
グリザイアの果実はアダルトゲーム原作のアニメという事ですが、最初はそれを知らずにとりあえず何か恋愛ものぽいから観始めた作品です。
最初の印象はちょっとエロが入ってるラブコメかなという印象でしたが、観ていくとどうやらラブコメというよりも5人のヒロイン達の辛い過去を癒していく意外と真面目な恋愛モノという印象に変わっていきました。
ただ個人的にはこういう感じの作品を求めていなかったので、悪くないけどイマイチハマっていかないなあという感じでした。
ところがです・・・
ヒロインの1人である周防天音の過去エピソードからちょっと趣きが変わっていきました。
どういうエピソードか簡単に説明すると、天音含む13人のバスケットボール部員と顧問の男性教師1人を乗せたバスが崖から樹海に転落して、中々救助が来ずに、段々と皆んながおかしくなっていき、天音だけが助かるという。
何というかこれは完全にホラーでした。
こういった「ひぐらしのなく頃」にのような凄惨なホラー的な話はそんなに好きではないですが、まあそういった物程惹きつけられるというのもあり、このエピソードから惹きつけられていきました。
グリザイアの果実のアニメでは最後のエピソードなのですが。
そんな感じでグリザイアの果実では最後だけ惹きつけられたのですが、衝撃的だったのはその後でした。
それはグリザイアの果実の次のシリーズのグリザイアの迷宮です。
これは主人公の風見雄二の過去の話がメインで全1話で終わる作品です。
これがねー凄かったです。
主人公の壮絶な過去の話なんですが、これがかなり衝撃的でかなり作品に引き込まれました。
結構しっかりと主人公の過去が語られているので、主人公のバックボーンがしっかり作り上げられるので主人公の魅力が際立ってきます。
グリザイアの果実のシリーズはグリザイアの果実と迷宮ともう一つグリザイアの楽園の3シリーズなんですが、私はグリザイアの迷宮だけでも観て良かったと思わせる内容でした。
果実と楽園も十分面白いと思いますが、個人的には迷宮が突出して良かったです。