のんびりゲーム

のんびりゲーム

プレイしたゲームの思い出話や感想

MENU

僕たちのリメイクを観ました


スポンサーリンク

ぼくたちのリメイクを観ました

今回はアニメのぼくたちのリメイクを観たのでその感想です。

ぼくたちのリメイクは所謂タイムリープものの作品です。

どんな話か簡単に説明しますと

主人公は大学卒業後にゲーム開発者を志すも夢叶わず職を転々とし、一応は売れないゲーム会社に就職するも、社長の杜撰な経営から倒産し無職に。そんな中、自分と同世代の3人の有名クリエイターが活躍する姿をみて憧れを抱きつつも、実家に帰る事に。

主人公は大学入試の際に卒業した一般の大学の他に芸大も受験して合格するも芸大には行かなかった過去があり、その事を悔やんでいた。

すると気がつくと大学入学前にタイムリープし、現実では選ばなかった芸大に入学して人生をやり直す

というお話です。

正直最初の方を観た時は「どうせ都合の良い話になるんでしょ」と思って観てました。

ところがこの作品は全て都合良く丸く収まるという話ではなかったです。

思いっきりネタバレの話をしながら感想書くので、ネタバレされたくない人はこの先は読まないでください。

結果から簡単に言ってしまうと、主人公は一応は夢が叶ったような形になりましたが、他の人物、タイムリープする前の時代に活躍していた3人の有名クリエイター(タイムリーブした時代では大学の同級生)は3人とも全く違う状況になっており、それぞれが目指していた道を辞めた状態に。(1人は同じですが有名にはなっていない)

この結果を招いたのはタイムリープした大学時代に同人ゲームを制作した際に主人公は社会人経験から様々なところで妥協が必要な事を主張し、その結果ゲームは完成するも他のメンバーの創作意欲を損なってしまい、世に出る事がなくなったという形です。

これを観て思ったのはアニメとは全然関係ないですが、社会人を経験している人と学生との仕事に対する姿勢の違いみたいなものを感じましたね。

こんな事思うのは私が社会人だからというのもあると思います。

多分、学生さんとかだったら主人公の独りよがりのせいだとか思う人がいるかもしれないですね。

私もこの作品の主人公にはそんなに感情移入出来なかったので、あまり良い印象はないですが、それでもこの辺は社会人経験者からするとちょっと分かる部分があったりします。

ぼくたちのリメイク 観るならU-NEXT

アニメでは世に出るはずだった3人のクリエイターが自分の行動によって埋もれてしまった事を悔やんで、もう一度タイムリープするところで終わりますが、原作はその先があるようです。

個人的にはやり直してもそう簡単に人生上手く変わらないみたいな感じで終わる作品があっても良いと思いますが、それだと一般ウケはしないだろうからしょうがないですね。