のんびりゲーム

のんびりゲーム

プレイしたゲームの思い出話や感想

MENU

Just Becauseを観ました


スポンサーリンク

Just Becauseを観ました

今回はアニメのJust Becauseを観たのでその感想になります。

Just Becauseはラブコメではなくラブストーリー・青春学園物という作品で、以前感想を書いたorangeを観た後にオススメで出てきたので観ました。

Just Becauseですがこれは観て良かった作品でした。

個人的にかなり好きな作品です。

まず一言で印象を述べるなら凄く地味な作品です。

主人公含めてイケメン男子が出るわけではなく、女子も顔はみんな可愛いですがスタイル抜群でみたいなキャラはいないので、見た目的にも地味な印象を受けます。

ストーリーもかなり地味目で青春ラブストーリーの割に何か大きなイベントがあるわけでもなく、結構淡々と日常が過ぎていく感じです。

ただこれは作品の設定上しょうがない部分があり、この作品が展開されるのは高校3年生の冬の話なので学校でのイベントは卒業式を残すのみみたいな感じですから。

簡単にどんな話か説明しますと

主人公の泉瑛太は父親の転勤に伴い福岡から4年振りに中学時代を過ごした神奈川に戻ってきます。

2学期の終業式の日に転入する高校を訪れた際に中学時代の親友の相馬陽斗と夏目美緒に再会して・・・

と冒頭はこんな感じです。

Just Because 観るならU-NEXT

片想いから始まる物語

この作品ですが物語最初は主要登場人物ほとんどが片想いです。

まず主人公の瑛太

中学時代のクラスメイトだった美緒の事が好きです。

そしてその美緒ですが、瑛太の親友の陽斗の事が中学の頃から好きです。

そしてその陽斗は陽斗と美緒のクラスメイトで吹奏楽部の森川葉月の事が好きなのです。

その森川さんは特に好きな人はいないです。

そしてもう1人主要人物がいて、主人公達の一つ下の後輩で写真部の小宮恵那。

小宮は瑛太が転校してきた日に瑛太と陽斗が野球をしている際に瑛太の写真を撮り、それをコンクールに出して良いか瑛太に絡んでくるのですが、絡んで接しているうちに瑛太に惹かれていきます。

なので主要人物達は森川さん以外皆んな一方通行なのです。

こういう風な説明だけだと皆んな片思いでドロドロした恋愛模様が出てくるのではと思われる方もいると思いますが、主人公の瑛太とヒロインの美緒は基本的に自分の気持ちは表に出さないので、修羅場みたいなものはないです。

唯一、小宮が瑛太を好きになってデートに誘う前に美穂に「泉先輩をデートに誘っても良い?」と聞くところくらいでしょうか。

Just Becauseの面白いところはそれぞれのキャラクターの感情の揺らぎや気持ちの変化を上手く表現しているのが良かったですね。

なので観ていて唐突に何でそんな気持ちになったとかそういのがないので、観ていて安心納得出来る作品でした。

告白する条件

この作品のもう一つ面白いところは主要キャラ全員楽しい恋愛という感じではなく、何処か恋愛・告白に対して物凄く重さを感じるところです。

まず陽斗ですが、この作品の中で1番最初に告白をするのですが、告白するのに一つの制約みたいなのがあってそれが野球でホームランを打つというものでした。

そして瑛太と美緒。

瑛太は推薦で大学進学が決まっているのですが、美緒の第一志望の大学を受験して合格したら告白しようと決めています。

美緒も同じく瑛太が受かっている大学に合格したらと決めています。

ここでこれを読むと「美緒は陽斗が好きだったのでは?」とか、「お互いの志望先の大学受験したらすれ違うのでは?」と思われるかと思います。

それを気になった方は是非この作品を観て自分の目で確かめてください。

そして小宮。

彼女もコンクールで賞を取ったら瑛太に告白しようと決めています。(フライングしてしまうのですが)

こんな感じでみんなが皆んな告白する為に自分の目的を達成したらという制約をしているのです。

何か皆んな真面目というか重いですね。

ただだからこそ最後までキャラクター全員応援したくなるようなそんな気持ちになるのです。

Just Becauseですが自分と主人公が似てるとか同じような経験してるとかではないですが、高校時代の気持ちとかそういうものを思い出させてくれる良い作品でした。