絶園のテンペストを観ました
今回はアニメの絶園のテンペストを観たのでその感想です。
絶園のテンペストですが、こちらもネットでオススメに上がっていたのでとりあえずマイリストに入れていた作品です。
簡単にどんな話か説明しますと
妹を殺した犯人を見つけて復讐するため、孤島に放逐された魔法使いと取り引きをした少年と友人の話しで、ミステリー要素のあるファンタジー作品です。
ちなみに魔法使いが出てきますが舞台は現代?です。魔法ファンタジーに良くある中世的な舞台ではないです。
絶園のテンペストですが最初の方は主人公の目的(復讐)や魔法が出てくるファンタジーというのは分かるのですが、世界観や設定が最初は何か良く分からず観てました。
ただそういった世界観とかよく分からず観ていても話しは面白いですし、キャラクターのデザインが個人的にかなり好きなキャラデザだったので、よく分からずとも観る事が出来ました。
絶園のテンペストの特徴ですが、前半クールは魔法を使う一族の長でありヒロインの葉風と義妹を殺された主人公の1人の真広がお互いの目的の為(葉風は孤島からの脱出、真広は妹を殺した犯人を見つけて復讐)に契約して戦うという、主にバトル中心の話になっています。
それが後半になると色々とガラッと変わります。
後半は葉風が復活し真広との約束の通り義妹を殺した犯人探しや、はじまりの樹をどうするのかといった話になり、前半で見られた激しいバトルなどは殆どなくなり、前半では敵だった人達が味方になったりして全員で協力しているという雰囲気になり、ほのぼのとした展開が多くなっています。
更に後半で面白いのは葉風ともう1人の主人公の吉野(どちかというとこっちがメイン主人公)とのラブコメ展開が面白かったです。
後半はダークファンタジーというよりもファンタジーラブコメのようになっています。
私は断然後半の話の方が好きですね。
前半あれだけハードな戦いを演じてた人達がコメディタッチでほのぼのとした日常を描いているのも個人的には面白かったですし、ラブコメ部分も丁寧に葉風の恋心を描いているのも良かったです。
絶園のテンペストですが、ジャンルはミステリーダークファンタジーという括りだと思いますが、個人的には恋愛ファンタジーという感じがしてそこが面白かったですね。