ファイナルファンタジー4
今回はファイナルファンタジー4の紹介です。
スーパーファミコンで発売されたファイナルファンタジーシリーズは他に5と6がありますが、私の中ではファイナルファンタジー4が1番印象に残っています。
私にしては珍しくRPGなのに何度もクリアするくらい好きでした。
ドラマチックなシナリオ
ファイナルファンタジーシリーズの特徴としてドラマチックなシナリオというのがあると思います。
それまでのシリーズやドラクエシリーズも物語性の高いシナリオですが、ハードがスーパーファミコンになった事によって、それまではセリフや音楽でしか表現できなかったような演出がキャラが美麗になり動きまくるなどより細かい描写が出来るようになっています。
ファイナルファンタジー4はそういったこれまでになかったような演出がふんだんに使われているので、よりドラマチック性が増しています。
またファイナルファンタジーシリーズはドラクエシリーズと違って、周りのキャラだけでなく主人公もガンガン喋ってシナリオを進めていきます。
それもあってかファイナルファンタジーシリーズに関してはプレイしていてもアニメなどを観ている感覚に近くなり、割と客観的に観れたりします。
これはゲームに没入出来ないとかではなく、それぞれのキャラクターの個性が出ているので、より各キャラクター達に感情移入しやすくなっています。
それもあってかファイナルファンタジーシリーズでは主人公ではなくサブキャラを好きになる事が結構あります。
ファイナルファンタジー4だと主人公のセシルよりもカインが好きですね。
スーファミ版をプレイした当時からそうですね。
良い奴過ぎるセシルよりも何処か影のあるカインに惹かれましたね。
エンディングでカインが兜をとった姿を観て、カインの素顔をみたいと思った人は結構いるのではないでしょうか。
苦労した最終ダンジョン
スーパーファミコン版をプレイした当時の記憶としてラストダンジョンで苦労した記憶がありました。
なので今回PSアーカイブス版をプレイするにあたっては十分レベルを上げてから行こうと。
でレベルを上げていざ出陣。
流石に全滅するような事はなかったのですが、やはり敵が強い上にエンカウント率が高めで苦労しました。
スーファミ版当時はベヒーモスに苦労した記憶がありましたが、レベルが高かったのでそこまで苦戦しませんでした。
今回プレイして苦戦したというかやられたのはこっちが魔法使おうとコマンド入力した直後にリフレクを掛けられて跳ね返される事が何度かありました。
こんなに敵の頭良かったっけ?と思いつつプレイしてました。
(単にタイミングが悪いだけかもしれないですが)
久々プレイで気になったゴルベーザ
ゴルベーザはファイナルファンタジー4における黒幕的存在で混沌の世界にした張本人です。
しかし最後の方で実はゴルベーザも真の黒幕に操られていて、さらに実はパーティーメンバー一人と深い関係にある事が判明するのですが。
で最後の方で洗脳が解けて真の黒幕を倒す為に立ち上がるのですが。
何か普通にこれまでの所業も何もなかったかのように、受け入れられて最後はちょっと良いやつみたいになります。
この歳になって私の心が荒んでしまったのか、何か「えっ、みんなそれで良いの?」と思ってしまいました。
スーファミ版当時は特に気にしなかったんですけどね。
久々にファイナルファンタジー4をプレイしましたが、やっぱり面白いです。
中にはシナリオは一本道だし育成も単純なレベル上げだけなのでやりごたえはあまり感じない人もいるかもしれないですが、私は好きですね。
どうやら私はベタですがこういうお話が好きなんだと再認識しました。