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涼宮ハルヒの憂鬱を観てみた


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涼宮ハルヒの憂鬱を観てみた

今回はアニメの涼宮ハルヒの憂鬱の感想です。

私はアニメ好きですが、観るジャンルというのはかなり偏っていてロボットものかメジャーマンガ雑誌の人気マンガのアニメ化作品くらいしか観てこなかったです。

ところがU-NEXTに入った事によって、ここ数年はそれまで観てこなかったジャンルのアニメも観るようになりました。

ただあまりにも作品数が膨大にあるので、何を観るかの基準は気になるジャンルで検索して探すか、もしくは観た事はないけどタイトルだけは聞いた事のある有名アニメなんかをチョイスする事が多いです。

今回の涼宮ハルヒの憂鬱もタイトルは知っているけど全く何のジャンルのアニメか分からないという作品でした。

そんな一切前知識のない涼宮ハルヒの憂鬱の感想になります。

感想を書くにあたってネタバレというかある程度話の中身についての話を書かないと感想を書けないので、まだこの作品を観た事がなくこれから観る予定のある方はここから先は読まないでください。

 

涼宮ハルヒの憂鬱 観るならU-NEXT

ジャンルはSF?

前述した通り私はタイトルしか知らず話の中身は全く知らずに見始めました。

観る前はタイトルと絵の感じから、学園コメディものなのかと思ってました。

で観始めたらやっぱり学園コメディかと思って暫く観てました。

すると数話経った頃に突然「私は宇宙人です」「私は未来人です」「僕は超能力者です」と何か登場人物が突拍子もない事を言い出しました。

正直それを言われても私はまだ普通の学園コメディだと思って、これはSOS団に入った人達はハルヒを含めて皆んなどこか普通じゃない人達が集まったのかと思ってました。

ところがです・・・

ある時、主人公のキョンがクラスメイトに殺されそうになって超能力バトルみたいなものを始めたではありませんか。

「えっマジで」

ちょっとこれにはビックリしましたね。

本当にSF的な話なんだと。

その後は一応はそういう話なんだと思って観てましたが、それでも私は最後まで「これはキョンの夢オチ的な話かな」と思ってました。

狂気!エンドレスエイト

それなりに楽しく観ていたのですが、ある時からとんでもない事が起こります。

それは「エンドレスエイト」というエピソードです。

これは夏休みの8月17日から8月31日の間をハルヒが何かやり残していると思ってしまった為に何度もループするという話なのですが・・・

これの何が問題なのかというと、ループするという事からほぼ同じ内容の話を何と8回も続けてやっているのです。

これについても私は何の前知識なく観ていたので、まず2回目の時に「絵とか違うけど何か同じ話じゃね」と思いつつも、絵が違うから別視点とかからの話なのかと、最初は軽く観てました。

ところが次も同じ話で「何これ」と思い始め、そして4回目も同じ話が流れた時に流石にちょっと腹が立って一度停止して、思わずネットで検索してしまいました。

すると何とほぼ同じ話が8回も続くと書かれているではありませんか。

これにはちょっと参りましたね。

そこからはとりあえず最後の8回目までは1.4倍速で観ました。

何でしょうか、絵やセリフなどは使い回しではなく、一話一話作られていて違うところもあるとなってますが、そういう事ではなく、全く話が進まない事に対して腹が立ちましたし、それ以上にちょっと呆れましたね。(ファンの人すいません)

やっぱりエンドレスエイト

涼宮ハルヒの憂鬱ですが、2000年代を代表するアニメといわれるだけあって作画は綺麗ですし確かに面白かったです。

ですが・・・

個人的にやっぱりエンドレスエイトはいかんです。

私は芸術家肌でもなければ、物作りの人でもないので、一つの作品に対して妥協しないみたいな感覚は薄く、むしろ周りの反応をみて合わせるような人間なので、正直この同じエピソードを8回も繰り返すというのはちょっと感覚的にないです。

ネットを見ると一部では、その後に上映された「涼宮ハルヒの消失」での長門の気持ちを視聴者にも感じてもらう上ではアリだみたいな声もありましたが、個人的にはそこまでやる必要あるのかと思ってしまいました。(消失も観ましたが)

これ1クールのアニメだった場合半分以上がほぼ同じ内容の話を放送したという事ですよね。

私は大人なのでどうしても商業的な観点からも考えてしまうので、何か怖いですね。

ネットでみると案の定色々と物議を醸し出したようですが。

そんな感じで全体の中身よりもエンドレスエイトの衝撃があまりにも大きかったので、私にとって涼宮ハルヒの憂鬱エンドレスエイトという印象が付いてしまいました。