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修羅の門


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修羅の門

今回紹介するのはマンガの修羅の門です。

修羅の門は架空の古武術陸奥圓明流の継承者である陸奥九十九が様々な格闘家達と戦う格闘マンガです。

月刊少年マガジンで連載されていました。

作者は川原正敏先生です。

出会いは立ち読みから

修羅の門ですが出会いは本屋さんでした。

今の若い人達には信じられないかもしれないですが、私が小学校から中学校くらいまでは本屋さんで新品のマンガが立ち読み出来てました。流石に中学くらいの時には殆どの本屋さんで立ち読みできなくなってましたが、まだ辛うじて街の小さな本屋さんでは可能でした。

修羅の門はそんな本屋さんで出会いました。

出会いから暫くして、遂に立ち読み出来た本屋さんでも出来なくなり頭の片隅から修羅の門というマンガの存在が消えかけてたところに、中学になって通い出した床屋さんに月刊少年マガジンが置いてあって、読んだら何と修羅の門が載っているではないですか。(当時は何に掲載されてたか知らなかった)

床屋に置いてあった月刊少年マガジンに掲載されていたのが異種格闘技戦の九十九対竹海戦のところでこれを読んでハマってそこから単行本を買って本格的に読み始めました。

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単行本は買ってましたが流石に月刊少年マガジンは当時中学生のお小遣いでは高い上に(この頃はジャンプも自分の小遣いで買ってましまたから)読むのも修羅の門だけだったので、月刊少年マガジンはコンビニで立ち読みで済ませてました。

そんなある時、父親が私が買っていた修羅の門の単行本を読んで修羅の門にめちゃくちゃハマりました。

そして続きが読みたくなったのか何といつの間にか父親自ら月刊少年マガジンを買うようになってました。これは私からしたらありがたかったですね。

ちなみに父親ですが月刊少年マガジンでは修羅の門だけでなく鉄拳チンミも読んでました。

さらに修羅の門の後に連載された川原先生の海皇記は修羅の門以上にハマって月刊少年マガジンと単行本を自分で買ってました。

格闘技ブームの先駆け?

私は格闘技マニアではないのでいつくらいからK1などの格闘技ブームが起こったか記憶が定かではないですが、修羅の門は意外と早く様々な格闘技に目を向けて描かれていたと思います。

私自身は格闘技マニアではないので「ふーんそんなのあるんだ」的な感じで読んでいましたが、振り返って思い出してみると修羅の門で知った格闘技の知識が結構あるなと思いました。

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小柄な主人公が勝つのが痛快だった

格闘技にそれ程興味のなかった私が修羅の門に惹かれたのは主人公の陸奥九十九が小柄だったからというのが大きかったです。

九十九の身長が170cmでほぼ自分と同じくらいの体型だったこともあり、そんな九十九がスピードや技だけでなく力においても屈強な格闘家達に負けない強さを発揮するところに興奮しました。

さらに主人公の九十九が使う陸奥圓明流に惹かれました。

何と言いましょうか格闘技マニアではない中高生くらいの年代の私にとって陸奥圓明流が現実ぽい技と空想上の技のバランスが良くてカッコ良く見えました。

普通の空手の技だけでなく、圓明流の技がまぁ現実では出来ないだろうとは思いつつも、理にかなってるような部分も多々あり使えたら凄いだろうなと想像出来ました。

一方でこれは完全に空想の世界の技(例えば無空破とか)というのもあるのですが、それはそれでヒーロー物の必殺技のような感じがあり、そこも格闘技マニアではないただのバトルマンガ好きの中高生の私には丁度良かったように思います。

そんな感じの読み方だったので、主人公の九十九以外にも強い魅力のあるサブキャラはいましたが、私は全編通して九十九に感情移入して読む事が出来ました。

修羅の門には外伝的な作品で修羅の刻という作品があります。


修羅の刻(1) (月刊少年マガジンコミックス)

こちらは過去の陸奥圓明流の使い手達が現実の歴史の裏で実は関わっていたという内容の作品です。

こちらも凄く面白い作品で歴史好きの私にとってはこちらも大好きな作品です。

いずれ機会があれば紹介したいと思います。

修羅の門自体は1996年に休載後、2010年に第弐門という形で再開してこちらも2015年に完結しています。


修羅の門 第弐門(1) (月刊少年マガジンコミックス)

最初の修羅の門は一応休載という形ではありますが、話自体は最後の格闘技大会ヴァーリ・トゥードが終わって一応の決着はつけているので尻切れ蜻蛉感はあまり感じないので安心して読んでください。