機甲創世記モスピーダ
今回紹介するのはアニメの機甲創世記モスピーダです。
機甲創世記モスピーダはタツノコプロ制作の変形メカが印象的なロボットアニメです。
変形メカがカッコ良い
モスピーダですが私は当時リアルタイムでは視聴してなかったです。
ただ視聴はしてなかったですが、当時プラモデルが好きで良くプラモデル屋(今はないんですかね)に通っていて、モスピーダのプラモデルを見かけてはカッコ良いなと思いつつもアニメを観たこと事がなかったのでプラモデルも結局買う事はなかったという思い出があります。
そんな当時の私がカッコ良いと思ってプラモデルの箱を眺めてたのが、オートバイが変形するライドアーマーです。
可変戦闘機のレギオスもカッコ良いですが、可変戦闘機というとマクロスの衝撃が凄かったので、どちらかというとオートバイが変形するライドアーマーに惹かれてました。
大人になって観ても「ライドアーマースゲェなあ」と感心してしまいました。
当時というかつい最近まで、モスピーダはてっきりマクロスの流れを汲むロボットアニメなんだとおもってました。
可変戦闘機のデザインといい敵メカのデザインといい。
何でそう思っていたのかというと、確かプラモデルを発売しているメーカーがマクロスと同じイマイだった記憶があるからです。
でネットで調べてみたら時系列は間違ってなかったですが、オーガスとモスピーダはほぼ同時期でモスピーダはマクロスとは全く関係なかったです。
そういった版権がどうなっていたのか分からないですし、当時は当たったものはどんどん取り入れていくような風潮はあったような時代だったように思います。
(パクリというか二匹目のどじょうを狙うみたいな)
ロードムービーのような作品
モスピーダのあらすじですが、地球外生命体のインビットに地球を侵略され、人類の半数が火星に避難し、地球を取り戻す為に火星に避難した人類が地球降下作戦を行っているという内容になっています。
あらすじを見ると物凄いSF色が強そうですが、実際の話はというとそこまでSF色は強くないです。
むしろメカと敵以外は北斗の拳のような荒廃した世界のような雰囲気(そこまで酷くはないですが)なのでロボットアニメ感があまり感じないです。
ストーリー展開もレフレックスポイント(敵の本拠地)に行く道中で出会う人々との交流や出来事を描いているのでロボットアニメというより西遊記のようなロードムービーを観ている感じです。
行く先々で起きる出来事の話は基本的に一話完結で観やすく、エピソードによっては完成度高くて観ていて面白かったです。
モスピーダは最初の第一話が一番悲惨で、それ以降は仲間との出会いと主人公の1人スティックが立ち直っていくような話の作り方なので、観ていて悲壮感みたなものはあまり感じなかったのも個人的には良かったと思いました。
モスピーダはリアルタイムでは観ていないですが、この時期のロボットアニメは割と最終回に向かうにつれて悲壮感漂ってきて、決してハッピーエンドとはいえないような結末を向かえるのが多かったですからね。
そういう点でもモスピーダはハッピーエンドと言って良い終わり方なので、そこも好感持てました。
可変メカがとにかくカッコ良い機甲創世記モスピーダ。
可変メカに目を奪われガチですが、話の根幹は異星人(敵)と理解し合うという他のロボットアニメでも散々描かれているテーマで他のロボットアニメでは破滅の路を辿ったりしてますが、モスピーダは最終的には理解し合って終わっているので見終わった後もスッキリした気分で終われます。