よろしくメカドック
今回紹介するのはマンガのよろしくメカドックです。
よろしくメカドックは週間少年ジャンプに連載されていたマンガで作者は次原隆二先生です。
今回もジャンプ黄金期の初期に連載していた作品になります。
年齢的にどうしてもこの頃の作品の方が印象深く単行本を買っていた作品も多いのでご容赦ください。
車の知識を教えてもらったマンガ
車の知識を教えてもらったといっても小学生だったので書いてあることの半分もキッチリ理解していた訳ではないですが、国産車の車種や駆動形式、エンジンなんかについては確実にこのマンガで知識を得ました。
メカドックの前はサーキットの狼によるスーパーカーブームがあって、サーキットの狼自体はちゃん読んではいないですが、スーパーカーの名前くらいはスーパーカー消しゴムの影響で覚えたりはしました。
話はメカドックから離れますがスーパーカー消しゴムでは良く遊びましたね。
ノック式のボールペンで弾いて相手を机の上から落としたり、レース形式で遊んだりしてました。
滑りを良くする為に裏側に接着剤とか付けたりしてました。懐かしい。
その後メカドックを知ってから車消しゴムのCR-Xにプラモ用のパテ盛ってオーバーフェンダー作って同じくプラモ用のカラーで色塗ってCR-Xミッドぽいのも作ったりしました。
チューンした車がカッコ良かった
メカドックですがとにかくチューンされた車の絵がカッコ良かったです。
主役カーだけでもセリカXX、CR-Xミッド、グレーサーZとどのマシンもスタイル抜群でした。
他にもナベさんのフェアレディZや那智さんがこだわったRX-7などどのマシンも魅力的でした。
またメカドックの良いところは見た目のカッコ良さだけでなく、それぞれのマシンのチューンのポイントを解説してくれるところです。当時小学生でその説明もほとんど理解してなかったですが、小学生にこれは速そうだなと思わせるのに充分な説得力がありました。
大規模なレースとライバル達
メカドックの面白さはマシンも魅力的ですがなんといってもそのマシンに乗ってライバル達と競うレースが1番の魅力だと思います。
キャノンボールトライアル、ゼロヨンGP、東日本サーキットGPなど。
マンガとは違いますが、その後ゲームが進化してプレステ辺りの時にキャノンボールトライアルとか東日本サーキットGPのコースをゲームで遊べないかなあと本当に思ってました。
メカドックですがメインのキャラ達は一本筋が通ってる感じでカッコ良さを感じます。
フェアレディZに拘るナベさんにRX-7に拘る那智さん。他にもツインエンジンのピアッツァとコーナリングに特化したMR2で対抗しようとした東條さん。
個人的にはメインキャラではないですが、東條さんが好きでした。
何というかトータル的な能力を追い求めるのではなく、とにかく何か一つ他人よりも尖っている部分を磨いて対抗しようとする精神に何か惹かれました。
今メカドックをネットで調べると東日本サーキットGP辺りで人気低迷して連載中断と書いてありますが、個人的には当時ジャンプ買って読んでましたが、そんな風には感じなかったです。
でも今思い返してみると確かにジャンプで常に後の方に掲載された記憶はありますが。
(当時はジャンプ黄金期初期なのでやむを得ないと思いますが)
ジャンプ黄金期初期に名を連ねたよろしくメカドック。
レース展開に関しては後期はマンネリ気味(レース前半遅れて猛追)になりますが、それでも今読んでもカッコ良いチューンドカーが手に汗握るデットヒートを繰り広げるシーンは読んでて熱くなります。
よろしくメカドックは頭文字Dとはまた違ったカーレースの面白さがあるので、車好きでまだ読んだ事がないという方は是非読んでみては如何でしょうか。