マリオブラザーズ
今回紹介するのはマリオブラザーズです。
紹介といっても感想というよりも完全な思い出話になります。
私がゲームにハマるきっかけを作ったゲーム
皆さんの中でもゲームにハマるキッカケになったゲームというのがあると思います。
私もツラツラと思い返すと私の中では今回紹介するマリオブラザーズともう一つのとあるファミコンゲームだったのかなぁと思います。
(もう一つのゲームはまたいつか)
小学生の頃のゲーム体験
小学生の頃の思い出ですが、ファミコンが出る前にはいわゆるゲーム&ウォッチのブームがあって、持ってる友達の家で良くプレイしたり借りて遊んでました。
ちなみに私が好きだったのはファイアーとヘルメットとオクトパスですかね。
私自身は当時はゲーム&ウォッチは持っておらず、親戚のおじさんがカシオ計算機に務めていたのでゲーム電卓を貰って遊んでました。(おかげで暗算得意になりました)
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他にはTVゲームでいうと、お金持ちの友達が持っていたぴゅー太とかカセットビジョンなんかで遊ぶ事もありましたが、面白いとは思いましたが欲しいとまでは思いませんでした。
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衝撃だったファミコンの登場
何が衝撃だったかというとやっぱりグラフィックですかね。当時のTVゲームというと大きいドットの点で作ったギザギザの四角張ったキャラや背景のゲームがほとんどだった中で、しっかり色が付いて綺麗なドット絵を表現してあるのを見たあの衝撃は凄かったです。
最初にTVでファミコンのCMで流れたドンキーコングの画面を見た時の感動と衝撃は今でも忘れません。子供心に「本当にこれが家でプレイ出来るのか」と興奮しましたね。
みんなでワイワイ遊んだマリオブラザーズ
マリオブラザーズの話に戻します。
ある時、仲の良かった友達がファミコンを買ったというのを聞き、当然ながら皆んなで遊びに行きました。結構な人数で5〜6人はいましたかね。
私の中ではファミコンといったらドンキーコングをプレイしたいと思っていたので、友達が持っていたソフトがマリオブラザーズと確かポパイというのを聞いてちょっと残念だなと思いましたが、その思いは直ぐに払拭されました。
皆んなで遊ぶにあたって人数多いので、まずマリオブラザーズで2人プレイでゲームオーバーになったら交代という感じで遊び始めました。
皆んな最初のうちは初ファミコンでマリオブラザーズに慣れる為に手探り的な感じのプレイでしたが、徐々に慣れてくるとマリオの挙動の面白さに気付き始めて色々やり出して、そしていつの間にか殺し合いに発展していきました。
当時、恐らく皆んな殺し合いなどという事は意識もしてなかったと思いますが、本当に自然な流れで殺し合いプレイになっていきました。
何か殺し合いというとリアルで喧嘩になりそうな感じですが、当時はその遊び方が本当に面白く自分でプレイしてても面白い、人のプレイを見てても面白いという。
小学生だったというのもあるかもしれないですが本当に皆んなでワイワイ楽しく遊んでました。
たまにもっと長くプレイしたいから一緒にプレイする友達に「殺し合い無しな」みたいな事を言って始めますが、普通にプレイしていても途中で飽きてきて徐々に邪魔をするようなプレイをして「わざとじゃないよ」みたいな事を言いつつ結局最終的には殺し合いプレイになるというのも何度もありました。
こういう遊び方が楽しかったのは、何と言ってもマリオブラザーズのゲームシステムとキャラの挙動によるところが大きいと思います。
キャラが通る床を下から叩くとキャラが上に跳ね上がったり、さらに敵キャラも一旦気絶させてももう一度下から叩くと起き上がるなどお邪魔プレイをしてくださいと言わんばかりのシステムで、さらにPOWという一度叩くと全体が揺れるというスイッチもあったりで、悪戯好きの子供達がそれに気付かないはずはないだろうというシステムです。
本当にこのマリオブラザーズのおかげで皆んなでゲームをプレイする楽しさとゲームの奥深さを教えてもらいました。
この楽しさを経験しなかったらもしかしたらファミコンを買わなかったかもしれないですし、ファミコン以降ゲーム機を買わずに今の歳までゲームをプレイし続けていなかったかもしれません。
私にとってこのマリオブラザーズとの出会いは今の私のゲームライフを決定したといっても過言ではありません。(言い過ぎかな)
今の子供達にとってのマリオブラザーズ的な皆んなでワイワイ遊べるゲームはスマブラとかになるのでしょうか?(間違ってたらすいません。スマブラやらないので)
現在は様々なゲームが出てるので遊び方は多種多様になっていますが、今でも子供達が皆んなで楽しく遊べるようなゲームを出し続ける任天堂さんには本当に感服いたします。
現在は私のようなおじさんゲーマーも一杯いますし、様々な年齢層が遊べるようなゲームも沢山出ています。
それでもゲームの根本は子供が遊んで楽しいというものだと思うので、今後もこのような子供が皆んなでプレイして楽しいというゲームを作り続けて頂きたいものです。