G1グランプリ
今回紹介するのはG1グランプリです。
G1グランプリは3DSで発売された競走馬育成シミュレーションゲームです。
私はゲームの他に競馬も好きです。
競馬好きといっても馬券を買うギャンブルとして好んでいる訳ではなく、ブラッド・スポーツ的側面で見ています。
(馬券はG1くらいしか買いません)
なので競馬ゲームは昔から色々とプレイしてます。ダビスタはもちろんウイポやダビつくなどもプレイしてます。
ゲーム色の濃い競馬シミュレーションゲーム
競馬ゲームといえば有名どころではダービースタリオンやウイニングポストなどがありますがG1グランプリはこれらとはまた違った感じの競馬ゲームになっています。
なかでも他とかなり違うのは生産の部分で通常は繁殖牝馬を買って種牡馬の種付料を払って種付をするという流れですがG1グランプリはここがかなり特殊です。
G1グランプリでは繁殖牝馬や種牡馬は全てトレーディングカードとなっています。
このカードはレースで勝つと引けるカードガチャによって手に入るようになってます。
繁殖牝馬・種牡馬がトレーディングカードになっているのはかなりゲームぽい感じがしますし、G1グランプリでは配合ではなく合成と言われてます。(ダビスタやウイポもゲームですが)
ガチャになっているので当然ですが目当ての繁殖牝馬や種牡馬を引き当てるのはかなり大変です。
馬の能力表示もゲームぽい
ウイポが馬の能力を数字ではなくローマ字評価で能力を表してますが、大体の競馬ゲームでは生産した馬の能力は表には見えないようになっています。
能力を判断する為には育成や調教のコメントや実際のレースで判断するしかありません。
しかしG1グランプリでは馬の基本能力がレベルで表示されるようになっているので一目瞭然で強さが分かります。(表示上のMAXはレベル99です)
その他のサブパラはローマ字表示になっています。
これによって生まれた時点である程度の能力が判別出来るようになっています。
またG1グランプリではその他にも特殊スキルというものが存在します。
特殊スキルがあると例えば物凄い末脚を繰り出せたり、物凄い逃げができるようになったりと基本能力にプラスアルファの力が出せるようになります。
この辺は他の競馬ゲームにない特徴であり、よりゲームぽさを感じさせます。
非常に面白いけど
G1グランプリですが非常に面白い競馬ゲームです。私自身かなりハマりました。
ですが面白い部分も多い反面残念な部分も目立ちます。
ここでは個人的に良かった所と残念だった所を紹介していきます。
良かった所
カードの種類が豊富
個人的にカードコンプとかには興味はないですが他の競馬ゲームにないような昔のスーパーホースのカードもあったりして配合を考える幅が広がって面白かったです。
レベルが分かるので能力選別が容易
これは賛否あると思いますがこのゲームに関してはレベル表示があるのは個人的には良かったと思います。
特殊スキル
これも賛否あると思いますが個人的には凄く面白い要素でした。この特殊スキルですがどのスキルを付けるか配合で狙って付けられるのが配合を考える上で非常に楽しかったです。
レースのカメラワークが良かった
グラフィックは3DSなのでそれなりですが、個人的にレースシーンのカメラワークは良かったと思います。
残念だった所
タッチペンでの操作がメイン
わざわざタッチペンで操作しなければならないのは結構面倒くさかったです。
繁殖牝馬と自家生産種牡馬のカードをストック出来るのが各5枚までと少ないので新たに良いカードを引いたら破棄しなければならないのは辛かったです。
種牡馬カードは何枚でもストック出来るのに、なぜ?という感じです。
合成の際の血統表が見辛い
ある程度競馬知ってる人なら分かると思いますが知らない人だとインブリードがいくつになるのか分かりづらいかなと思いました。
レースのバランスが悪い
脚質が何でなければ駄目という事ではないですがレースバランスが大味でちょっと強い程度の馬でも余裕で大差勝ちしたりします。
さらに脚質の有利不利はそんなにない感じですが、差し・追い込みだと結構前が詰まります。これはどんなに強い馬(レベル99)でもです。
以上が良かった所と残念だった所です。
お手軽ですが合成は奥が深くてハマります
カード要素や見た目で緩い感じに見えますが、狙って配合を考えると何代も前から調整していかないといけないので、そこが個人的にハマり要素でした。
本格的競馬ゲームではないですが、合う人にはかなりハマるゲームだと思いますので、ダビスタやウイポとは一味違った競馬ゲームをプレイしたい方は是非プレイしてみてください。