ドラゴンクエスト4 導かれし者たち
ドラクエ4は皆さんご存知のドラクエの4作目でファミコンで発売された最後のドラクエです。
ドラクエ4の思い出
結構ファミコン後期の発売だったと思うのですが、そのせいかドラクエ3の時のようにいつ買って何処で買ったかの記憶があまりありません。
発売日ではなかったと思うのですが割と発売して早くに偶然何処かで見つけて買えたような曖昧な記憶です。
ドラクエ4ですがファミコン版プレイ時の印象が結構残っていて、高校生だった事もあるかもしれませんがオムニバス形式のゲームシステムとかが壮大な感じがして楽しかったです。
色々詰め込んだドラクエ
ドラクエは毎回新しいシステムを導入してきますがドラクエ4は特に目新しい事が多かった気がします。
・全5章のオムニバス形式のシナリオ
・AI戦闘
・馬車システム
など
AI戦闘に関しては現在では”あまり思うような行動をしてくれなかった”と言われてますが、私はそこまで気にならなかったですね。
馬車システムも入れ替え出来て画期的でした。
その中でも個人的にドラクエ4で1番記憶に残ってるのは全5章のオムニバス形式のシナリオですね。
主人公1人にスポットが当たるだけでなく他の仲間達がそれぞれ主役のエピソードをプレイ出来るので最後の5章でそれぞれのキャラが仲間になっていく感じはやっと一緒に冒険出来るという気持ちになったので出会った時は単純に嬉しかったですね。
DS版をプレイして
ファミコン版をプレイした当時はあまり気に留めていなかったですが、改めてプレイするとシナリオの奥深さに驚きました。
ドラクエ4はいわゆる勧善懲悪ものという感じではありません。
ドラクエ4でもこれまでのシリーズ同様に悪の魔王を倒しにいく物語ではあるのですがドラクエ4では魔王側の描写(なぜ人類を滅ぼそうとしてるのか)もあり最後に魔王を倒した時にこれで良かったのかとちょっと考えさせられました。
ファミコン版をプレイした当時既に高校生でしたが当時はあまりシナリオに関する記憶はなく(若さ故に早くクリアしたい一心だったのか)
この歳になってプレイしてちょっと切ない感じのシナリオに驚きました。
またシナリオの本筋とは関係ないですが第1章で一緒に仲間として旅をするホイミスライムのホイミンというモンスターがいるのですが第5章では人間になって出会えます。
どうやって人間になったかなどはゲーム内では語られませんが「人間になるのが夢なんだ」と言っていたホイミンが念願叶って人間になって出会えた時は歳のせいかそれだけでうるっときてしまいました。
本当に本筋とは関係ない話ですがクリアしてみると、この話がちょっと救いな感じがしました。
ドラクエシリーズは国民的RPGなのでドラクエ4をプレイした事がないと言う方は少ないかもしれませんが、私のようにファミコン版をプレイしてどんな話だったか忘れてしまった方、是非今一度プレイし直して改めてシナリオの奥深さを感じてください。
よく5が名作として取り上げられる事が多いですが4も素晴らしい名作です。