レイジングループ
今回はレイジングループを紹介いたします。
レイジングループはケムコから発売されたアドベンチャーゲームです。
レイジングループを知ったキッカケですがこれもゴーストトリックと同じくファミ通のアドベンチャーゲームの読者投票の号で紹介されていたのを読んで知りました。
そこでレイジングループは人狼をテーマにしたアドベンチャーゲームと紹介されていたので人狼ゲームにも興味があったので購入しました。
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人狼をテーマにしたホラーアドベンチャーゲーム
レイジングループはあくまで人狼をテーマにしているだけであって人狼ゲームそのものではないと言う事です。
なので人狼ゲームを期待してプレイするとちょっと肩透かしを喰らいます。
レイジングループは大きなジャンルでいうとサウンドノベルです。
所々で選択肢は出てきて分岐はしますが、基本的にはシナリオ通りに話が進んでいく形で積極的にプレイヤーが動いて捜査したりなどはありません。
人狼パートでも同じです。選択肢によって展開は若干変わるものの、プレイヤー自身で人狼は誰か推理していくといった感じではありません。
これだけ聞くと何かあまりやる事なくて面白くなさそうに感じるかもしれませんが、決してそんな事はありません。
どんどん先を進めたくなる緊迫感あるシナリオ
レイジングループの凄い所ですが何と言ってもシナリオの面白さです。
サウンドノベルの形式上、ゲームオーバーの展開も多く、最終的な真ENDにたどり着くまでに周回プレイ必須です。
周回プレイというと何か面倒に感じる人もいるかもしれませんが、そんな事はなく、チャートからやり直したい所からプレイ出来ますし、プレイする事によって獲得できるKEYによってそれまで選択出来なかった選択肢が選べるようになり、新たなルートに進めるようになっていくので、周回プレイといってもほとんど苦にならず、新しい展開になっていくので飽きがこないです。しかもゲームオーバーになった後にヒントコーナーがありそこで何処からやり直せば良いか教えてくれます。
人狼パートも同様です。能動的に人狼ゲームはプレイ出来ませんが、人狼パートの雰囲気や会話が秀逸で、本当に人狼ゲームをやっているかのような緊張感が味わえます。
実際に私は毎回誰がどの役割か推理しながら人狼パートをプレイ出来ました。
宴のシーンいわゆる人狼パートのシーン
このようにとにかくシナリオが面白いので新たなシナリオが展開される度に今度はどんな話になるのか気になって、止め時が難しく時間を忘れてプレイ出来ます。
レイジングループは話はとにかく面白いです。ただ人狼をテーマにしているだけあってホラー要素やグロ表現があるのでその辺の耐性のある方向けでしょうか。